アレクサンドリア(FF14)はグルージャを生み出せるのか
むしゃくしゃしすぎてとち狂った文章を出力したらちょっと落ち着いてきた(前回前々回参照)
ゾラージャの息子、グルージャの素性がわからない。
出身がアレクサンドリア連王国(FF9と区別するため以下連王国と呼称)でゾラージャに捨てられた、という事以外、パッチ7.0メインクエスト中では明かされない。(おそらく)マムージャ族がいない連王国(エバーキープ)でどうやって子を成したのかまともに語られず、母親の存在なども説明どころか「示唆」レベルの描写すら徹底的に省かれている。
これには筆者含め多くのプレイヤーも疑問を抱いており、
「グルージャはゾラージャのクローンでは?」「ゾラージャが自分で卵を産んだのでは?」という推測も目にする。
ゾラージャのコンプレックスを妄想して見る限り、彼がクローン技術を用いてでも血の繋がった子供を作る理由は一応ある。
「父に後継者として選ばれなかった」
という想いを抱えているのなら、
「血の繋がった我が子に王位を継がせよう」
という考えに至るのは、まあ納得はいく。自分の成せなかった事を子に託す毒親的考えである。グルージャに実質的な王位継承権を持たせていたのもそれが理由だろう。だが下記の理由から実現できるかは相当怪しい。
理由①クローニングの手法
ヒトクローン技術の規制について文部科学省研究振興局ライフサイエンス課 生命倫理・安全対策室
https://www8.cao.go.jp/cstp/project/tokutei/haihu01/siryou3-1.pdf
上記リンクを参照する限り、クローンでゾラージャと同一のDNAを持つグルージャを誕生させるには、ゾラージャの体細胞核+他人の未受精卵が必要、つまりはどうしても女性からの卵子の提供、調達が必須なのである。男性のマムージャ一人しかいない連王国ではどうあがいても無理。
じゃあ上記リンクみたいにゾラージャの多能性幹細胞から卵子を作ればいいじゃん!……と思いきや、ここでも別の問題が浮上する。ゾラージャ以外のマムージャ(の精子)が必要なのである。
いや、別にゾラージャの精子でもいいんだろうけど、近親交配の例を見れば生まれてくるグルージャが虚弱児になるリスクは無視できないワケで……。他のマムージャ……ん?王自ら処した宮廷賢士がいたような……。
理由②レギュレーターの存在
レギュレーターの存在も頭が痛い。
連王国では真面目に労働に励んでいれば魂資源が支給されてそれが尽きない限り、レギュレーターによって急なケガや病とは無縁の人生、老衰による死が約束される。ナミーカがいい例だろう。
クローン関連技術は昔から移植医療への応用を見込んで研究されていた。 例えば心臓移植ならヒトクローンの心臓を用意すればドナーを待たずとも拒絶反応の無い心臓移植が可能になるかも!なんて期待されてたワケだ。
何が言いたいかと言うと、レギュレーターを前提とした生活を送っていればクローンを研究する価値はほぼ無くなる。ケガも病気も魂資源で何とか出来るなら医療関連の研究なんてほぼ不要とまでは言わないが、現実と同じくらい多額の予算を投入しているとは考えづらい。魂資源が無くて焦っていたモブがついスフェーンに当たってしまう一幕があったが、あの焦り様は、病院などの医療体制が相当お粗末(応急処置レベルとか)なことにも起因しているのではないか?
十分な研究がなされなければノウハウも不十分で安全性の確保すら怪しい。大事な世継ぎに成熟していない技術を使って王子に何かあれば、武王に何をされるかわかったもんじゃない。知ってても王に提案するとは思えない。
理由③ゾラージャのコンプレックス(※妄想)
双頭の王、グルージャジャの実子ならば当然、周囲は双頭のマムージャを期待していたのは想像に難くない。だがゾラージャはそうではなかった。武王の種族、理王の肌の色だけ受け継いだ「ヒトツアタマ」の半端者な見た目だった。
偉大な父のもとに生まれて「奇跡の子」というプレッシャーに晒され、努力し続けなければならない人生(※妄想)。何か結果を残しても「流石は奇跡の子だ!」「やっぱり連王様の子だ!」と彼自身を認めてくれる者がいない人生(※妄想)。しかも彼自身は双頭でない、つまりは父親より遥かに劣ったフィジカルと魔力であるのに。グルージャジャを凌ぐとか噂されたりバクージャジャに膝をつかせたり……肉体的スペックが上であるはずの双頭にここまで対抗できている事実は、そのまま彼の血のにじむような努力を示している(※妄想)。
……え?グルージャジャに瞬殺されるシーン?知らん知らん!!
それなら彼が欲しいのは自分のクローンではなく双頭の息子なんじゃない?クローン技術を使う意味が無くない?
まとめ
いやお前ほんとどこから来たんだよグルージャ!!
結論:クローン関連技術で生まれたとは思えない。もしくはプリザベーションの超技術でなんとかしたんでしょ(適当)。
シナリオチームがマジで何も考えてない可能性もある。
以上。
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