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「なぜ」を封印しない

わたしが占星術に出会ったきっかけは、

自分が抱いていた

「なぜ私はこうなんだろう?」

「なぜあの人はああなんだろう?」

という「なぜ」という疑問に答えを見出せるのでは

と思ったからだ。

それまで占いとは「運だのみ」のような印象があり好きではなかった。

結果、占星術という深みにはまりのめり込んで今に至る。


最近、鑑定をしてると

おかれた境遇や環境に順応しすぎて、

「なぜ」という疑問すら浮かばないといった人が多いように感じる。

本来はたくさんの「なぜ」が生まれているはずだ。

なぜ私は周りに合わせてばかりいるんだろう?

なぜ夫はああなんだろう?

この会社は一体何なのだ?

で、その「なぜ」が溢れてきたときにはじめて

こんなのおかしい!という衝動が起き、

行動に移す人もでてくるだろう。


なぜがないと、ただただ従順に世界に委ねていくだけの人生になる。

親の言うこと、

先生の言うこと、

家族の言うこと、

店の言うこと、

社会の言うこと、

政府や国が言うことに従い続けているだけだ。

いつも思う、

では相手が「パンツを脱げ」って言ったら脱ぐのか?

「なぜ」が生まれない人はきっと脱ぐのかもしれない


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