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④"silent" の出来事を時系列に沿って並べてみました(最終回まで)

今 "silent" というドラマが主に20代、30代の女性に大人気だそうですが、50代の私も夢中になっています💦


このドラマは、毎回過去の場面を振り返りながら話が進んでいくのですが、過去の場面が順不同で、現在の状況も急展開なので、時系列に沿ってまとめてみようと思いました。

我ながらよくやるなぁと思いながら書き終わりました(笑)。


このドラマ、あちこちに素敵な"しかけ"があるので、それを見つけるのが宝探しのようで楽しいです♡♡♡


生方美久さん、天才です!!


音楽も素晴らしい!!
選曲もタイミングも秀逸!!


若槻千夏さんもおっしゃっているように、関係者の皆様全員に「人生に楽しみをありがとね」と言いたい気持ちです。


このドラマには同じフレーズや対照的なフレーズが色々な場面に散りばめられています。
例えば
静か ⇔ うるさい
同じ ⇔ 違う
伝わらない ⇔ 伝わった
心配 ⇔ 大丈夫


何度も同じ言葉が別の人の口から発せられたり、人物や出来事も、似ていたり対照的だったりと、考察ポイント盛りだくさんで飽きません。


最終回まで見た感想:

とてもいいドラマでした。

しばらく余韻に浸ります💚

色々なことを考えさせられました。

そして私は Official髭男dism とスピッツが好きになりました。

それから多分本人は気づいていないと思いますが、夫により優しい気持ちで接するようになりました(笑)。



日時はラインや黒板の日付、服装などをヒントにしています。

たまに [ ] で私の感想を入れています。

日付などが間違っていたり抜けているポイントがあれば是非教えてください!!


ただ出来事を並べているだけなので、面白い記事ではありません(笑)。

私の「自己満足」です。

silent に興味がない方はここまでお読みいただけただけで十分です(笑)。
これ以上貴重な時間を使っていただくのは申し訳ないです。
興味を持っていただき、ありがとうございました。


高校生~

高校2年生

想が体育館で全校生徒の前で「言葉」という題の作文を読む

それを聞いた紬が「好きな声だな」と聞き入る
[ひと耳惚れ?ってことでしょうか]

その様子を湊斗が目撃
湊斗の心の声:「人が恋に落ちるってこういうことか」

このとき、想も壇上から真っすぐ見てくる子がいることに気づいている

高3で同じクラスになったとき、同じ視線を感じる

仲良くなって紬があの時の作文を欲しがったことから、あのとき真っすぐ見ていたのは紬だと気づく(それを紬に伝えるのは、再会し二人で高校へ行ったとき)


高校3年生

2014年4月7日(月)
紬と想が同じクラスになる

湊斗が紬を想に紹介する


2014年夏

紬→湊斗:「ねえ、戸川君…。」
湊斗:「想?彼女いないよ。今は。」「青羽って彼女いるのって聞かれた。想に。つい最近」
紬:「いないよ。彼氏いない。一人もいない。全然いない」
[ここで交際スタートかと思いきや…]


2014年10月15日
紬と想の交際が(明確に)スタート
紬:「好きです。つきあってください!」
想はイヤホンで音楽を聞いていて、聞こえない
[本当は聞こえた?]
[第10話で、想は紬が話しかけてくれるのを予想して、イヤホンはつけているけれど音を消していたことが判明。このときもそうだったのかも?]

その後すぐ
想:「好き!つきあって!」
[紬の声が聞こえていなかったとしたら、同じこと言ってるのがスゴイ!]


2014年12月11日
日直の二人が教室に残って黒板を消しながら楽しそうに話している
最後は二人だけに聞こえるようにひそひそ話


2014年12月2○日(?)
ファミレスでクリスマスプレゼント交換
申し合わせたように色違いのイヤホンだった

本当に交換しただけだね」と二人で笑い合う

(そのとき想からもらった紬のイヤホンは3年前くらいに音が聞こえなくなった)
[想が全く聞こえなくなった頃ですね]


2014年~2015年 冬の雪の日
想と紬が駅で待ち合わせて一緒に学校へ
紬:「静かだね。降ると静かだね」
想:「うるさい。青羽の声、うるさい


2015年3月

高校卒業

想の耳の調子が悪くなり、何度も病院で検査


2015年3月~4月
想が実家を出て大学の寮へ
母律子が想を最寄りの駅まで送る

車を降りる際
想→律子: 「ごめんね


大学1年生

2015年4月?日
紬の家の近くの公園で紬と想が待ち合わせ

紬は前髪を気にする様子で想と会う前に手鏡でチェック
想はその様子に気づいたが、気づかないふり
[想の優しさは、わかりにくい]


その後、想は実家へ立ち寄る
母律子に友達に耳のことを隠して欲しいと頼む

想:「聞かれても言わないで」「隠して」「絶対言わないで」


2015年4月?日
想→紬 「好きな人がいる。別れたい」とライン


2015年4月24日(金)  21:18

紬→湊斗 「ふられた!」とライン


大学3年生

2017年秋頃
就活セミナーで想と奈々が出会う


2018年2月16日
古賀先生の送別会
(想は欠席)



大学卒業後

2019年2月~3月
大学卒業



2019年秋頃
同窓会で紬と湊斗が再会

ぬるっと交際スタート
紬は前髪が乱れていても全く気にならない様子

紬は会社を辞めCDショップで働き始める



2020年1月(お正月)

想が帰省
湊斗からの年賀状をちらっと見ただけで棚に置く

音楽を聞こうとしたけれど、まったく聞こえない
自分の声も聞こえない

(自暴自棄になって)CDをまき散らす


同じ頃
紬は実家へ帰らずCDショップで仕事

(失敗して)CDをまき散らす






現在

2022年10月1日(土) (またはそれ以降の可能性もあり)
紬は店長から正社員にならないかと打診される
(会社からの用紙の日付が10月1日)


湊斗と一緒に住むアパートの内見のため、紬が駅で電車を待っている
湊斗と電話中に想を見かけ、呼びかけ追いかけるが想とは会えない


湊斗は高校の同級生と飲み会
そこで想のことを尋ねるが、誰も消息を知らない


紬はカフェで真子に想を見かけたことを話す
真子は同じ場所で待ってみるように提案する
(その後何度か紬は駅で想を探すが会えない)


2022年10月10日(月)
湊斗は古賀先生を尋ね、想について何か知っているか尋ねる
古賀先生は「知らない」と答えたが、想に「最近どう?」とライン


おそらく2022年10月15日(土)か16日(日)
湊斗が想の実家へ行き、萌から想の連絡先と想の耳が聞こえないことを聞く

湊斗は相当ショックを受けている様子で、紬からの電話に出ることができない
[普段は静かな場面が多いのに、湊斗の横を大きな音で電車が通り過ぎていくのは、湊斗の心模様を表しているのでしょうか]


紬は仕事の休憩中店長と会話
スピッツが好きだった人(想)のことを「元カレ?」と言う店長に「昔好きだった人です」と答える
[言葉を大切にする紬]


ちょうどその頃、想はその店を見つめている
[その店に何か思い出がある?]



2022年10月17日(月)
湊斗→想 すぐには連絡できなかったけれど、思いつめた様子で会社から「久しぶり。元気?」とライン


湊斗は居酒屋で手話の先生の春尾と出会い、手話教室のチラシをもらう

湊斗は、想が聞こえないことが受け入れられない様子
湊斗: 「できれば(手話を)覚えたくないですね。また普通に話したいです」


2022年10月23日(日)
再び紬は内見会に行くため駅の改札口を出たところで、イヤホンを落とす

想がイヤホンを拾ってくれたが、そのまま逃げてしまう
紬が追いかける

紬は想に追いつき話しかけたが、想の耳が聞こえないことがわかる
二人とも😢

想には紬の声が聞こえない

紬には想の手話が理解できない

その様子を見ていた奈々に誘われ、想はカフェへ
そこで紬のイヤホンを返しそびれたことに気づく
奈々は「返さなくていいよ」と言うが、想は「返さなきゃ」と独り言のように手話で伝える。


後から来た湊斗は、何も聞かずコンポタを渡し、紬の背中をさする
[2回とも内見会が中止になったのは、二人はこれ以上進めないということ?]


夜 想→湊斗「青羽の連絡先わかる?」とライン


想→紬 「イヤホンを返したい」とライン


2022年10月24日(月)
16:00  紬と想がカフェで会い、イヤホンを返してもらう


その後、紬は湊斗が待つファミレスへ
湊斗は紬が新しいスカートをはいていることに気づく
湊斗に想に会ったことを報告
湊斗が想の耳のことを知っていたことに驚く紬
紬は湊斗から手話教室のちらしをもらう


おそらく2022年10月26日(水)
湊斗が高校の同級生の拓実に想と紬が再会したことを伝える


紬は手話教室へ
春尾:「この人に出会わなければこんなに悲しい思いをしなくてすんだのにって思いません?」

紬:「好きになれてよかった、そう思います。思いたいです」


紬→想 「顔を見て話したい」とライン


2022年10月29日(土)
カフェで紬と想が会う
紬は覚えたての手話で挨拶
別れた理由を聞く

二人とも😢
[何度見ても号泣場面]


帰り道、紬と想が一緒にいるところを湊斗が見つける
湊斗は去っていく想の背中に「想」と叫ぶが、想は振り向くことなくそのまま去って行く

(後に居酒屋で春尾にそのことを伝えると、春尾は「聞こえなければ、振り向かないですよ。」と伝える。


17:01 想が奈々と一緒にいるときに、湊斗から電話
[湊斗は想の耳のことを受け入れきれないのでしょう]

奈々は想に、耳が聞こえないのが分かっているのに電話してきた湊斗をブロックするよう伝える
[奈々は独占欲が強い?想の世界が広がっていくのを怖れている?]


2022年10月31日(月)
紬が手話教室で春尾に手話を始めたきっかけを尋ねる
春尾は就活のためだったと説明

春尾:「最低ですよね」
[心の傷が深いですね]


2022年11月?日
紬が働くCDショップの前で、ゴミを捨てに出てきた紬と、店の前を歩いていた想が偶然会う

その後カフェで待ち合わせ

想は湊斗が怒っていなかったか心配する
紬は「今はもう佐倉くんとはただの友達」だと説明する
想が帰った後で、紬は少しぐむ
[湊斗から想へ心が揺れ始めてる?]


2022年11月?日
湊斗と春尾がまた居酒屋で偶然会い、湊斗と紬と中途失聴の男性(想)の関係について話す

春尾:「(湊斗は紬の)弟?」
[湊斗は彼氏には見えないのでしょう]


2022年11月?日
萌が想のアパートを訪ねて来る
耳のことを黙っていたことを高校のときの友達に謝るように助言


2022年11月5日(土)
想が紬のアパートを訪ねてくる
そこで湊斗と再会
湊斗は一度泣きながら出ていくが、再び戻って想と二人きりでゆっくり話す


2022年11月?日
想と奈々が一緒にいるのを、紬と一緒にいた湊斗が気づく
3人とも気づいたが、紬だけは気づかない

その後のライン
湊斗:「一緒にいた人は彼女?」
想:「友達。一緒にいた人は彼女?」
丁度信号が変わって歩き始めた湊斗は返信せず


2022年11月13日(日)
古賀先生のフットサルで想と高校のときの友達が再会
紬も手話通訳としてやって来る
湊斗が想に「紬は想といるときが一番かわいい」と伝える


湊斗は紬に別れを告げる


川べりで待つ紬の元に真子がやって来て、黙って紬の背中をさする
[湊斗も同じことをしてくれましたね]


おそらくその日の夜
22:56 想→湊斗 「青羽と何か話したの?」とライン


おそらく2022年11月14日(月)(想のラインの翌日)
紬から湊斗へ「今日仕事が終わったら荷物を取りに行きたい」と電話
(その前にスピッツの「みなと」を聞いていた?)


7:41 湊斗→想 「別れたよ。心配しないで」とライン


仕事が終わって紬が湊斗の家へ
湊斗の家に置いていた自分の荷物を持って帰る


2022年11月15日(火)
16:24 想が古賀先生を尋ね、二人が分かれたことについて相談する

古賀先生は「二人には二人の考えがあり、ずっと離れていた佐倉にはわからない」と伝える。
[おそらく、想が前に進むきっかけになったのでは]


真子がファミレスで湊斗にプレゼン
「佐倉君といるときの紬はキラキラしていて、戸川君といるときはぽわぽわしていた」
[湊斗、嬉しかったでしょうね]


19:06 想→紬 「会って話がしたい」とライン


2022年11月16日(水)
想が紬の働くCDショップの前で待っている
「返信がないから会いに来た。会って話がしたい」と告げるも、紬は「今は佐倉君の顔を見るのがつらい」と返答


18:42 想→紬 「明日あのカフェで待ってる。話せるようだったら来て」とライン


19:31 湊斗から紬に電話
電話を切った後、二人ともふっきれたような表情
湊斗は紬のぽわぽわのついたヘアピンをゴミ箱に捨てる


2022年11月17日(木)
想が待つカフェへ紬が現れる

想は自分の想いを書いたノートを一ページずつ紬の反応を確かめながらめくっていく
[ずっと閉じていた想の心が開き始めてる?]


紬はお腹がすいたので「がっつり食べたい」と提案
想が店を探し始める
最初紬は「何でもいい」と言っていたが、後で「やっぱり、ハンバーグ以外にして」と訂正
[ハンバーグには湊斗との思いでがいっぱいだもんね]


お好みや焼き屋で
想の心の声:「聞こえる人とも聞こえない人とも距離を置いてきたけれど、近づいてしまった今はもう離れたくないと思ってしまう」


13:09  奈々から電話
紬に出てもらうも、何も言わずに切れる
奈々→想 「ビデオ電話と間違えた」とライン

想は紬に奈々のことを「高校を卒業してできた唯一の友達」と説明

紬は「ホントに友達?」とつぶやくが、想には聞こえない



2022年11月?日
奈々が遠くにいる想を見つける
18:3?   奈々→想 「明日ひま?ご飯食べいこうよ」とライン
[食べ「に」行こうではないのですね?最近は「に」抜き?]

想がラインを見終わった頃、紬が来て二人で歩き始める
[想は最近奈々からのラインを既読スルー]
[奈々と、これまで通り会うことは控えている?]


2022年11月?日
想と湊斗が一緒に焼き肉店へ
奈々のことを聞かれた想は「二人で会う唯一の友達」と説明

湊斗:「俺は?俺も今二人で会ってるんですけど」
想は少し微笑む
[少しずつ想の世界が広がっていく様子が嬉しい]


湊斗から奈々に紬のことをどんな人だと説明したのかという説明に
想:「まっすぐ・・・見てくる感じ。性格も」

奈々のことは「生まれつき耳が聞こえない。」などと説明

湊斗:「どんな人って聞かれたとき、好きな人は好きなところ、嫌いな人は嫌いはところ、どちらでもない人はプロフィールなどを説明しちゃうんだって。今みたいに」

想:「湊斗、ちょっと性格悪くなったね」
[少しずつ湊斗の関係が戻っている様子が微笑ましい]

湊斗の問いに想は「最近(実家に)帰っていない」と答える


想の実家で母親が想のCD捨てようとする
萌が自分の部屋へ持って行くのを父も手伝う
壊れたCDケースを見て涙ぐむ萌
[無理もないけど、お母さんは心配しすぎなんでしょうね。]


2022年11月?日
昼間 想と紬が待ち合わせ
奈々のことを紬が尋ねると「大事な人」と答える想
中途半端な関係に終止符を打つ決意をした様子


2022年11月25日(金)
想→奈々 「明日少し時間ある?」とライン
奈々は久しぶりに想から誘われてうれしそう。


2022年11月26日(土)
想は奈々と会い、最近二人で会っている人がいることを伝える

奈々からは辛辣な言葉の数々:
「想くんのせいで、二人(紬と湊斗)が別れて可哀そう」
「想くんのことがかわいそうなだけ」
「あの子に聞こえない想くんの気持ちはわからない

想:「それなら自分と奈々も分かり合えない

[奈々、想が離れていくのがつらいのでしょうが、言ってはいけない言葉の数々・・・]


2022年11月27日(日)
手話教室から出てきた紬に奈々が話しかけ、二人でカフェへ

想から手話を教えてもらっているという紬に
奈々:「プレゼント、使いまわされた気持ち」

その後耳が聞こえない辛さを手話で紬に伝え、泣きながら出て行く

[いきなり紬に会いに行き、失礼なことをいう奈々。辛いことがあったのだろうと想像はできるけど、これはルール違反では?]


少し離れたところにいた想は奈々に気づいてもらうために電話する

奈々は電話にでるかのように、スマホを耳にあてる

店を出た紬がそれを目撃
その後反対方向へ歩き始める

電話を切った想は紬が去っていくのに気づく

奈々もそれに気づいた後、紬とは反対方向へ歩き始める

それを目で追う想

振り返った奈々は、紬を追って走る想を寂しい表情で見つめた後、また歩き出す

[想くん、正解!!奈々には奈々にぴったりの人がきっと現れます]


ベンチで想と紬が手話で会話
奈々と何を話したのかと聞かれ紬は「大丈夫」と答える。
[奈々のことを想に言わないところが好きです]

「青羽には関係ない。巻き込んでごめん」と謝る想
紬は「関係ない?」と少し寂しそう
[奈々が紬を巻き込んでますもんね]


奈々は想に借りていた本を返しに想のアパートへ

袋をドアノブにかけて帰ろうとしたとき帰宅した想と会う
奈々:「好きなふりしてただけ。ふらなくていいよ。想くんとはこれまでもこれからも、ずっと友達
[本当は優しい奈々ちゃん]


2022年11月27日(日)または28日(月)
実家の想の部屋での萌と母律子との会話

想の環境が変わっていることを心配し、「やっと静かに暮らせるようになったのに。変に刺激して欲しくない」という律子に萌がひとこと。

「それは、お母さんの自己満足だよ」


2022年11月28日(月)
想が会社で「出せないの?」と聞かれて少し落ち込んだ様子

紬とファミレスで待ち合わせ
想は、「たまに出勤すると疲れる」と手話で伝えるものの、紬には難しくて伝わらない

高校生の頃の思い出話で楽しそうな様子

紬が想にを出さないのかと尋ね、想は少し怒った様子
[さっきも会社で聞かれたばかりだしね…]

想:「奈々としか話さないから、声が必要なかっただけ」
[奈々としか話さない状況から抜け出しつつあるところ。
他の人ともかかわって欲しい。
でも、声を出さなくていい奈々との関係もだったのでしょうね]


店員が食器を落とした音に想は気づかない
紬も伝えない
後でそのことに気づいた想は少し寂しそう

[二人は少しずつ近づいているのに、ちょっと距離を感じてしまう日でしたね]


夜、紬の家で真子とワインを飲む
真子:「デートなら今日じゃなくてよかったのに」
紬:「デートじゃないよ。ファミレスでご飯食べただけ」
真子:「デートだよ。好きな人とファミレスでご飯はデートだよ。場所じゃないよ」


20:05  真子の携帯へ電話がかかってくる
真子:「好きだった人(から)。紬の」


紬は湊斗に想と声で話したかを確認
湊斗は想に「湊斗」と呼びかけられ、「で話した方がいい?」と聞かれたけれど、想の好きにしていいと伝えたと話す


その後の真子との会話からも、紬は想の気持ちを察し、自分の無神経な発言を反省

紬はラインで想に奈々の連絡先を尋ねる


2022年11月30日(水)
紬と奈々が会う
紬は奈々に手話で自分の想いを伝える

想が「奈々がいなかったら生きてこれなかった」と言っていたことも伝える。

[これは、紬の弟の光が湊斗に「この3年あっての姉ちゃんだから」と感謝の意を伝えたこととリンクします]

[奈々との関係をうやむやにせず、自分の気持ちをまっすぐ伝える紬に好印象です]


想と奈々が偶然図書館で会う
奈々は、紬の言葉まっすぐ伝わってきたと感じたことを想に伝える

想が奈々に手話を教えてもらったことに感謝すると、「私が想くんと話したかっただけ。私の自己満足」と答える奈々

奈々はとても吹っ切れた様子
[優しい表情でよかった。次へ進めますね]


紬と想が待ち合わせ
紬:「(想が高2のときに書いた作文が)あるよ。うちにある。読み来る?[読み「に」来る、じゃないんですね(笑)。「に」は不要なんですね]

想:「行こうかな」


同じ頃、奈々が手話教室の前で春尾と再会
奈々は、紬が通っている手話教室のサイトで春尾がここで働いていることが分かっていたと伝える

奈々:「二人(紬と想)を見ていたら春尾くんのことを思い出して」
春尾:「どうして?」
[「どうして?」とはちょっと鈍感(笑)。
春尾は、奈々にとって自分が大切な存在だったと思っていなかったので、ピンとこなかったのでしょうか?]

また来ると言って歩き始めた奈々の背中に春尾は「桃野さん!」と呼びかけるが、聞こえない奈々は振り向くことなくそのまま行ってしまう

[湊斗が想を呼びかけても想がそのまま行ってしまう場面とリンクしますね。]

20:34~
紬の家で両手が使えない紬は想に声で「しゃべんなくても好きだから」と伝える
→ ハグ
紬:「(聞こえなくても)伝わった?伝わってる?」「うん、伝わったね」


[このハグのあと、サッカー中継のため2週間空きました。
長かった~]


想が紬に声を出さない理由を説明
自分には聞こえないので怖いこと、一度声に出すとずっと出さなければ悪いと感じることなどを伝えると紬は「わかった」と答える

想:「もう少しだけ待ってて。聞かせたいことがあるから」

帰り際に紬は想に、光は想のことを嫌いなわけではないと伝える。

「じゃ」と言いながら挙げた紬の手のひらを、想が軽くタッチ

[また、少しずつ距離が縮まってきました]


その後想が自分が高2のときに書いた作文を読む
想:「恥ずかしい」「捨てよ
紬はその作文を取り返して片付ける


同じ頃
20:52 湊斗の家に「紬を幸せにし隊」の3人が集まっている
光が湊斗と真子を招待したことがわかる
[紬と想の周りの人達も暖かくてほっこりします]


その日の夜
帰宅した想に母からライン
21:22  律子→想:「次いつ帰ってくる?」
21:22  想→律子:「考えとく」(渋い表情)

そのすぐ後に着信
おそらく律子からの返信だと思ったのか、想は少しめんどくさそうな表情で画面を確認

紬からのラインだと知り、想の表情がほころぶ
21:22  紬→想:「次いつ会える?」
21:22  想→紬:「いつでもいいよ。いつ休み?」

[母律子と紬に対する態度の違いが好きです。想くん、それで正解です]


2022年12月?日
カフェで紬は想にプリンの手話を教えてもらう

聴覚障害の人も見ることができる映画の中から見たい映画を探すが、想は紬が見たい映画がないのではないかと心配し、謝る

職場の後輩の田畑くんに出会う

カフェを出た後、想は紬に自分といると恥ずかしくないか、大変じゃないかと尋ねる

紬は否定するが、想は「わかった」と言ったものの、少し寂しそうな表情

[ひとつひとつ問題を片付けていっているところですね]


2022年12月4日(日)
紬と光が帰省
母和泉は二人の父親が入院中「大変だから毎日来なくていい」と言ったことを伝える

和泉と紬は「何もできないけど、自分がそうしたいからしているのに、伝わらない」「ただ横にいたいという自己満足なわけよ」と意気投合

それを聞いて最初は「何の話?」と聞いていた光も何かを察した様子


紬は母に湊斗と別れたことを伝える

想のことを伝えようとして言いあぐねていると、母がプリンを食べないかと提案

プリンで気持ちがほぐれたのか、紬が母和泉に想の耳のことを伝える

一瞬少し驚いた表情の和泉だったが、「で、お母さんにどうしろと?」「お母さんがだめって言ったらだめなの?やめなさいって言ったらやめるの?」と尋ねる。

紬が首を横に振ると「じゃあ、お母さん別に関係ないもん」とほほ笑む

[心配ばかりしている想の母律子と対照的ですね]
[まだつきあってないけれど、少しずつ状況が整ってきましたね]


16:11  紬→想:「久しぶりに実家来た!」とライン
想は帰っているかと尋ねられ「(実家へ)全然帰ってない」と返信


想の家へ萌が来て、母律子が想の環境が変わったことを心配していることと顔を見たがっていることを伝える。

「心配されたくないから帰らない」と答える想


2022年12月5日(月)
実家から帰る際、和泉からたくさん手作りの品を渡される
それを和泉は「親の真心」と命名

「光は中学の同級生と会うからと出て行った。すっごい派手なカッコしてたけど、女の子と会うのかな?」と和泉
[もしかして、紬と想のことを応援するために想の妹の萌と会ってる?]



実家から帰った紬が光の勧めもあり、想を夕飯に招待する

母和泉が作ってくれた栗ご飯を食べながら母親や家族の話をする

紬は想に自分がいたいからいるだけだということと、嫌なことがあったら言って欲しいことを伝える。

紬は、そのことをちゃんと伝えたかったことと、お母さんの料理を食べて欲しかったことを想に伝える

[自己満足じゃなくて、ちゃんと言わないと伝わらないですよね]


2022年12月?日
想が帰省
自宅の前に立っている想を母律子が見つける
律子:「お帰り」(声+手話)
想:「ただいま」(声)

偶然実家へ帰っていた湊斗と川べりで会い、昔紬が想に書いたパンダのイラスト入りのメモ用紙を返してもらう
[湊斗は紬に、そのメモは捨てたと言ってたけど捨てずに保護していたのですね]


自分の部屋で懐かしそうに歌詞カードを読む想

萌が保護してくれていたCDを姉と萌と3人で棚へ戻す

最寄りの駅まで送ってくれた母律子に
想:「ありがとう


同じ頃紬もCDを整理し、歌詞カードを読み返す
紬:「CDが好きなんだよね」

弟の光に高校生の頃も歌詞カードを読んでいたことを伝える
[ネットではなくCDの歌詞カードで歌詞をしりたいのですね。
多分高校生の頃想くんと二人で見たんでしょうね]


2022年12月?日 (想が帰省した日の翌日)
想が、紬が働くCDショップでスピッツCDを購入

紬が仕事が終わるのを待つ間、想は歌詞カードを読んでいる

仕事が終わった紬に、湊斗から返してもらったメモ用紙を見せる
紬:「恥ずかしい」「捨てて

想は紬にCDを貸してほしいと頼む
[音楽は聞こえなくても歌詞カードを読めるもんね]


同じ頃
よく行く居酒屋で湊斗と拓実が飲んでいると春尾が入ってくる
コートを脱ぐ際に春尾が落とした手紙を拾う湊斗
差出人は桃野奈々
湊斗と春尾は、奈々は春尾の知り合いで、湊斗の友達の想の友達でもあることを知る

なぜラインじゃないのかという拓実の問いに
春尾:「8年ぶりなので」
[想と紬だけではなく、春尾と奈々もネットではなく歌詞カード手紙を大切にしているのですね]

[わからないのは、奈々が27歳ということ。現在26歳の想とは就活セミナーで会ったので同学年のはず。紬は4月生まれの26歳なので、奈々と同学年の可能性は低い。奈々は浪人など、何らかの事情で1年遅く大学に入学したのでしょうか。]


湊斗と拓実の帰り道
湊斗:「(月を見上げながら)晴れてるね」
その言葉は想がよく言っていたことが判明
[自分じゃなくて想の言葉だったので、紬が「好きだなあ。そういうとこ」と言ったとき、複雑な顔をしていたのですね。]

想と紬の帰り道
想:「(月を見上げながら)晴れてるね」

紬が「高校生とき、大学生になったら一緒に行きたいと考えていた場所に行きたい」と提案

想:「東京の大きいタワレコ行きたいって言ってたね」
[紬が働いていることを知る前から、想が紬が働いているCDショップを見上げているシーンが出て来ていたのは、紬との約束を思い出していたから?]


紬は想から「ずっと」という手話を教えてもらう


2022年12月?日
想が紬の家へCDを借りに来る(この日の天気は雨)
紬のポニーテールを触って楽しそうだったが、寂しそうな表情になる
想が光の大学までレポートを届ける
光は想と一緒にコンビニに行く
(後に紬に想が牛乳を買ってくれたことと、「ちゃんとありがとう言ったから」と報告)

紬の萌が来てお礼を伝える
(帰宅が萌は両親に「ちゃんとありがとう言ってきたから」と報告)


2022年12月13日㈫
春尾が奈々からの手紙を読む(8年前の出来事への謝罪と感謝)
奈々と紬が待ち合わせて、紬の家へ
奈々は春尾からラインを受け取る


2022年12月?日
想と紬がカフェで会う
帰り道、想は紬が繋いだ手を離す
二人とも悲しそうな表情

光に呼ばれて来ていた湊斗と帰宅した紬が会う
湊斗は紬の様子がおかしいことに気づいた様子


2022年12月?日
従業員用の控室で田畑が紬に想のことを「かわいそうですね」と伝える

春尾と奈々が居酒屋で飲んでいる
春尾:「手話はコミュニケ―ションの手段でしかなかった」
偶然やってきた湊斗に、奈々は湊斗が紬をふったことをバカじゃないのと伝える


同じ頃
紬の家へやって来た真子になぜ佐倉くんとつきあわないのかと聞かれ
紬:「のんきにつきあってくださいとか言えないよ。高校生じゃないし」


2022年12月17日㈯
想が湊斗の家へ
想は「次いつ会える?」という紬からのラインにすぐに返信しない
つきあうことをためらっている様子の想に
湊斗:「また青羽になんにも伝えないで勝手にいなくなるとかは絶対許さないから」


おそらく2022年12月18日㈰
想が紬の家へ(この日の天気は晴れ)
想:「青羽の声思い出せない。もう聞けないなら好きにならなきゃよかった」

ポストイットに自分に気持ちを次々と書いて想の前に貼り付ける紬。
想も何か書こうとしたけれど何も書かず帰る

廊下で丁度帰ってきた光と会う
泣いている所を見られ、軽く会釈する想

その後湊斗が光に頼まれたからと、たくさんパンダのぬいぐるみを持って現れる
湊斗:「想の見てる青羽って高校生の紬ちゃんで止まってんだよね。(略)ちゃんとお互いのことを見てるのに、見てる時間だけ違ってる。8年分ずれてる」


同じ頃
想は貸していた本を奈々から返してもらう

春尾とのことを尋ねられて
奈々:「私と彼がうまくいかなくなったのは聴者とろう者だからじゃないよ。私がそう思い込もうとしていただけ。昔の似ている誰かじゃなくて今のその子をちゃんと見たほうがいいよ。私達はうつむいてたら優しく声かけてもらっても気づけないんだよ。見ようとしないとダメだよ」


想が紬にラインしようとしていると紬からライン
二人は会って話すことになる


2022年12月?日
紬が古賀先生を尋ねる
高校へ入校について連絡を取ってくれた後で、昔よく想と紬が何を話していたか聞いていたことを伝える。
古賀:「行ってらっしゃい


2022年12月?日
フットサルで湊斗が拓実に
湊斗:「ずっと考えてたんだけど、二人が再会してなかったら、そしてら今頃想とまたああやって普通に話せてなかったんだって。(略)かわいそうとかって他人だから言えちゃうんだよ」


2022年12月20日㈫
紬が正社員採用面接の知らせを受け取る
(面接日は2023年1月10日)

休憩室で
田畑:「気にしないですか?この前の人」
紬:「かわいそうだから?耳聞こえなくてかわいそうだから?歌詞カード読みたいって言ってもタワレコ行きたいって言っても音楽だから触れさせないの?かわいそうだから?そういう耳きこえないならこうだっていう考え方しかできない方がかわいそうだよ」


2022年12月?日
クリスマスマーケットで春尾とろう者の同僚との会話
同僚:「晴尾君のいいところは、聞こえない人をかわいそうだと思っていないところだよね」


2022年12月?日
真子が紬の職場へ
紬:「泣いて帰ってきたら背中さすって」
真子:「わかった。さする練習しとく」
紬:「泣いて帰る前提やめて」
真子:「行ってらっしゃい


2022年12月24日㈯
紬の実家にて
母:「お別れする時こそね、全部相手に渡さないとダメ」
母:「行ってらっしゃい

高校の教室で
黒板に思いを書く二人
紬(手話で想へ):「一緒にいたい人と一緒にいるために言葉があるんだと思う」

体育館で
想が壇上で高2のときの作文を手話で読む
想の中で高校生の紬が今の紬に変わる


その後想の実家へ
紬が外で待っていると母の律子が
律子:「(想も紬も)楽しそうでよかった」


その日の夜
萌の家の近くで光が待っている
光は萌の手話の本を借りる


湊が想を待っている
湊斗:「大丈夫?」
想:「(声で)大丈夫
アプリも手話も使わず会話


おそらく同じ日の昼間
湊斗がバスを待っているとき、花束を持った奈々と会う
奈々から湊斗はお花を1本おすそ分けしてもらう


同じ日
居酒屋で奈々と春尾が会う
奈々は花束を春尾にプレゼント
奈々は花屋さんから「お花はがなくて言葉があって気持ちが乗せられるんだよ」と教えてもらったと春尾に伝える


2022年12月25日㈰
カフェで紬が想を待っていると、湊斗が現れる
湊斗はおすそ分けと言って紬にカスミソウを渡す


奈々も想におすそ分けと言ってカスミソウを渡す


想は紬との待ち合わせ場所まで行く途中で、初めて紬にビデオ電話


想が紬を待つ間本を読んでいる
紬が呼びかける
「佐倉くん」には無反応
「想くん」と呼びかけると顔を上げる


それぞれが持っていたカスミソウを交換する
想:「ほんとに交換しただけだね
(高校生のときのクリスマス交換と同じセリフ)


想:「青羽の声思い出せないしもう聞けない。でも青羽の声が見えるようになってよかった」
[想くん、ないものからあるものへ意識を変えることができましたね]


最後は紬だけに想が何かをささやき、涙ぐむ紬。
二人だけにわかればいいんですね。
















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