ふんわりと柔らかい

君はとっても甘えん坊で、結構わがまま

僕が抱いていると

楽しそうにほほ笑んだり、不満げに見上げてきたり

嫌だと言って泣いてみたり

毎回違う表情を見せてくれる

日々無数に広がりを見せる感情に、僕らは毎日、驚きと嬉しさを感じる

そんな君がとびきりの笑顔を見せてくれる時がある

それは僕らが３人川の字になって寝そべっている時だ

君は小さな体いっぱいに嬉しさを表現してくれる

僕たちは、この子に力いっぱい愛されているのだなと、ひしひしと感じる

僕たちはいったいこの子にどれほどの愛情を注いでいけるのだろうか

幸せにしてあげることはできるのだろうかと

ちょっと不安になることもあるけれど

君の笑顔が明日へと進む原動力となる

ふんわりと柔らかい君と手をつないでいると

日々に追われてどんよりと淀んだ僕の心に、澄んだ空気が入ってくる

ふんわりと柔らかい頬に手を当てて嬉しそうにほほ笑みながら眠っていく君をみていると

疲れて曇った心に、さぁっと光が差し込む

そんなふんわりと柔らかい、太陽みたいな存在