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「ワンピース」から学ぶ『家族愛』の大切さ①

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◯◯から学ぶ●●
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本日より『◯◯から学ぶ●●』と題して、毎週水曜日の夜に更新していきたいと思いますので、よろしくどうぞ(^^)

僕が、好きなマンガや映画などから学んだことを綴っていくような感じです!

今回取り上げるのは、大人気漫画ワンピースの【サンジ奪還編】

巻数でいうと82巻〜90巻くらいの部分。

ビッグマムやジェルマ66、ギャングベッジなど、家族や兄弟がたくさん登場しますね!

ここから学べる『家族愛』について、僕なりの感想をつらつらと書いていきます(*^^*)

今回はジェルマ66に焦点を当ててみる♪

※物語の内容は深く説明しませんので、あしからず。

■愛されることに資格は必要なのか

ジェルマ66といえば、サンジの家族!!

サンジは親父(ジャッジ)と、親子の縁を切った気でいた。

けれどジャッジの勝手な都合で突然呼び出され、ビッグマムの娘と政略結婚させられることに。

ここで注目したいのは、

「ジャッジにも、家族愛はある」ということ。

サンジ以外の子どもに対しては、とてつもない愛情を注いでいる。

それは彼らが、ジャッジの期待に応えているからだよね。

子どもたちに強くなるための力を与えて、見事に能力を発揮して、強くなったサンジの兄弟たち。

彼らに対して、
「誇らしいぞ!最愛の子達よ!」

と、満面の笑みで抱きしめるジャッジ。

そこに、サンジは含まれていない。

彼だけは、強くならなかったから。
親父の期待に応えられなかったから。

ジャッジの愛は、極めて『条件的な愛』だよね。

強くなればなるほど愛されるけれど、
強くなれない奴は、愛される資格がない。

愛されることで、強くなれることだってあるはずなのに、ジャッジはそれに気がつけない。

■先天的な強さと後天的な強さ

サンジは、兄弟の中では落ちこぼれ。

ジャッジが遺伝子を操作して『先天的な強さ』を与えたけれど、子どもの頃にその強さが発揮されることはなかった。

そしてサンジは、実の父親から

私がお前の父親であることは、絶対に人前で口に出さないでくれ。
誰にも知られたくない汚点なのだ。
わかるよな?

・・・逃げ出そうとした時にこう言われて、一人で海へ飛び出すことになる。

いくらジャッジでも、実の息子を手にかけることはできず、本人の意志で逃げてくれることは好都合。

あくまで自分の都合しか考えない、勝手な父親ですね(..)

ただ皮肉にも、逃げ出したことでサンジは師匠であるゼフや、ルフィたちと出会うことで、強さや大切な絆を手にいれていく。

ジャッジがサンジに望んでいた、強さ。

それを『後天的に』手にいれていく。

サンジが強くなったのは「ジャッジに遺伝子を操作されたから」では、ないはず。

●死んでも女は蹴らない

●両手は料理をするためにあるから、脚しか使わない

●命を助けてもらった人のために、自分の命をかける

・・・こんな優しい騎士道を守り抜いているからこそ、『後天的な強さ』を手にいれることができた。

それはサンジの母から貰った、優しさや愛があったから。

遺伝子の操作によって、強いけど心のない人間にならないように、母が命をかけて抵抗したから。

サンジは、母親やゼフやルフィたちの『無条件の愛』に支えられて、強さを手にいれていくんよね(^^)

■【さいごに】子どもが大切にしていることを大切にする

ジェルマ66が暗殺されることを知ったサンジは、こんな父親でさえも、助けた。

血の繋がった家族の死をあざ笑うような、小さい男でいたくなかったから。

血が繋がっていても、サンジがジャッジのことを「自分の父親だ!」と認めることはない。

ジャッジ本人にも「お前は俺の父親じゃない!」ということを、認めさせた。

でもそこで、血が繋がっているからこそ、ジェルマ66を助けようとしたところに、サンジの圧倒的な優しさがある。

『血の繋がり』を大切にしている、ジャッジ。

その姿勢までも、サンジは包み込むように大切にしようとしている。

相手が大切にしていることを、自分も一緒に大切にする。

これこそが、優しさの極みだと思う。

自分の思いや憎しみを、一旦脇に置いておける優しさが、サンジにはあるんよね。

・・・そしてそして、サンジがジェルマ66の命を救ったことで、ジャッジにも変化が起きる。

それは、命をかけて守ってくれたサンジのために、「自分の命をかけて」サンジたちを逃がしたこと。

そう。

それはサンジの騎士道である、

命を助けてもらった人のために、自分の命をかける

・・・これと同じ事をしているんよね!!

ここで『血の繋がり』がしっかりあったんだ!というところが、素敵(*^^*)

ジャッジは先人たちの野望を叶えることに夢中になりすぎて、自分の夢のために子どもたちを利用した。

子どもたちの個性は、親が作るものじゃない。

子どもたちが元々持っている能力や性格を、

親が認めて、受け入れて、愛することで、かけがえのない個性となっていく。

子どもたちは、自分の能力を大切な人(親)に認めてもらいものだよね。

自分のことを認めてほしいという、
「子どもが大切にしていること」を、親が一緒に大切にすることが大事だよね。

そうすることで、子どもは自然と
「親が大切にしていること」にも目が向くはず。

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読んで頂きありがとうございます(*^^*)

次回はビッグマム海賊団を取り上げようかな!

・・・ではっ!!

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