「牛乳は牛の血液である」
今でも、ふと思い出す言葉。大学で畜産を学びはじめた頃、もうどの授業だったか、先生は誰だったかも忘れてしまったのですが、それだけは覚えていて。衝撃を受けたんですね、血液なの!?って。
牛乳はお母さん牛の血液からできています。お母さん牛が食べたものが胃腸で消化吸収され、その栄養素が血液によって全身に運ばれる。もちろん乳房にも。そして、乳房の中の乳腺細胞が血液中のさまざまな栄養素を取り込んでお乳の成分を作り出しています。
ですから、牛乳はお母さん牛が食べたものによって味が変わり