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自分のライアーが欲しい

これから1年の間は先生のライアーをお借りしてレッスンすることができるけれど、やっぱり自分のライアーも欲しい。どんなライアーが欲しいか、考えてみる。

初めて「ライアー」という単語に遭遇した後、次に遭遇したライアー情報が「ライアー作りワークショップ」だった。作れるのね‼︎なんかよくは分からないけれど楽器作るのやってみたい‼︎ということで、私の中でライアーは「作るもの」に長らくカテゴライズされていた。作ったものを弾くためには習わねばならないということを失念したまま。

ようやくライアーへの道筋を本気で考えた時、触ったことも近くで見たこともないものを作って遊ぼうとしていた自分に気付いて笑う。雑。しかも楽器なんて子供の頃のピアノ以来。これはとにかく実物を見ようということで先生の元へ。いくつかのライアーを触らせてもらって音を確かめてみた。

結果。

弾き比べた時に音がボーンと身体の中に響く感じが強くて、出てくる音も好み。一枚板という素材そのまま感も好き。なおかつキットがあって最終工程(削って塗装して弦を張る)を自分で加工できる‼︎ということでメーカーはアウリス社を。

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音域は低い方が好みだったので、アルトもカバーする53弦。かなりの大型だ。アルト音域だけもののはないらしい。

出来ることならば、ではなくなんとしても自作したい。先生によると輸入している「花あわせ」さんというところでワークショップを開催しているらしい。コロナ禍な今、どうなっているかは分からないけれど。

花あわせさんのfacebookのページで柿渋で染めた黒い色のライアーもあることを知り、カラス好きとしてはもちろんここは柿渋ブラック一択でしょうとなる。

こうして私の目指すライアーは、アウリスライアーの53弦を柿渋ブラックで自作する、となった。

最低でも37万円。

一年以内に手に入るのか⁈

はたまたもう少し小型のを手に入れて、53弦ブラックはゆくゆくの目標にするのか。確かに小型のライアーも欲しい。旅の荷物に入れて持って行ったり、お家のハンモックの中で篭るように音を楽しみたい。

先に小型のを自作して、それから53弦ブラックの制作に挑むのか。もしかしたら大型の制作には小型の制作体験が必要かもしれない。

そもそも、53弦以下のものがどんなバリエーションがあるのかすら把握できていないので、今後花あわせさんにお邪魔してあれこれ見せていただこうと目論んでいる今。

どうなりますやら。


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