ライアーを作る①

自分のライアーが欲しい、しかももう欲しいメーカーもサイズも決まっている。では‼︎と思ってアウリスの輸入元である「花あわせ」さんへコンタクトを取って、あれこれお話を聞きたいとお願いするも、何故かことごとくタイミングが合わない。年末からやりとりが始まって、4月の頭にようやく訪問が叶った。断捨離とファスティングが効いたのだろうか?と思うようなタイミング。出さないと入って来ないとはよく言うけれど、本当ね。

そして念願の花あわせさん訪問。訪ねて行った所在地はお店や倉庫ではなくご自宅。まさかの展開に初めから緊張してしまう。しかしそこはアウリスの輸入元、お部屋の中にはアウリスライアーがゴロゴロとある(もちろん私が見せて欲しいとお願いしたので出してきてくださっているのだけれど)。念願の53弦のキットも抱えてみた。これを柿渋ブラックで仕上げたい!

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この写真の時点ではちゃんと左腕が回り込んでいるけれど、最初に53弦を抱えてみた時は手が届かなかった…あれ?これ弾けないのでは?と思うほどの大きさ。花あわせさんによると、身体がちゃんと調整して持てるようになります、大概の方がちゃんと持ててるから大丈夫と。これでもアウリスさんと協議してかなり小型化したのだとか。真正面に抱えてみると自分の身幅よりもたっぷり幅があり、渓谷に持ち込んで弾きたい私にとってはちょっと大き過ぎる。背負っても木に引っかかりそう…あれ…計画変更か?でも抱えてペグ穴に目線を向けると、穴の並びがとても魅力的なカーブ描いて目に飛び込んでくる…好き。

手前に写る35弦は、今レッスンの時に先生から貸していただいているのと同じサイズ、そして(ペグや弦が無い分なのかもしれないけれど)先生のより軽い、気がする(笑)ふわっと手の中に入ってくる感じは一緒にお出かけもできそう。

私がライアーと一緒に一番したいことは何⁇

そう問いかけてみると、私はライアーと一緒に渓谷に行きたい。なんならスペイン巡礼とか行きたい。それならまずは軽くて持ち歩きが苦でないものを選ぼう!ということで、35弦のキットを選択。嬉しいことに35弦用にソフトケース(リュック型で背負える!)まであるというので、そちらも一緒に連れ帰る。

さぁ、これからデザインを決めて彫刻をするぞ〜‼︎

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