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ライアー3種を触り比べたら

予備知識はシュタイナーの楽器である、千と千尋の神隠しの主題歌で使われた楽器である、小型のものは自分で作れるらしい✨、程度の予備知識でライアー体験に突撃です。

ネットでお教室を探してみたら、なんと以前お誘いいただいたライアー教室の先生(その時は都合が合わず見送った)が我が家から比較的近いところで自宅レッスンをされている!これはご縁でしょう♪ということで先生に連絡をとって体験レッスンをしていただくことに。

コロナコロナのご時世なのであれこれ取っ替え引っ替え存分に触るとはいかないものの、5つのうち4つは私も触って音を出してみた。結局ほとんど触ってるという…先生は後の消毒が増えて大変だっただろうなぁ。

で、本題の3種触り比べたらの話。

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触ってみたのはこの3種↑。

①もっともオーソドックスでスタンダード?な丸っこいライアー(ゲルトナー社製)のソプラノとアルト。

やはり丸っこい型は抱えても優し〜いまろやかな感触、角も落とされていて、音もまろやかで、全てが柔らか。表面もニスでツヤツヤに仕上げられていてきちんと楽器感がある。バイオリンとかそういう、裾を引き摺るドレスとか絨毯の敷き詰められた空間が似合いそうな…

②カクカク型で、複数人でアンサンブル演奏する時に好んで使われるライアー(コロイ社製)のソプラノ。

音もカッチリ角が立っていてキラキラした音色。カッチリしてるからか?アンサンブルで揃いやすいんだとか。あと男性が好んで選ぶことも多いらしい。私の手にはカクカクし過ぎて硬いな〜音も好みの低音よりは天使のベルのようなチリチリキラキラした繊細な音。

③一枚板で作られた、大らかで軽めのライアー(アウリス社製)の30弦ソプラノ。

木肌の感触が残る(ニスできっちりコーティングされてない感じ)仕上げで、角も馴染む程度に落としてあるので硬くもなく丸くもなく。ワークショップなどで、自分で削って仕上げすることも出来るのもアウリス社製品(キットがある)の魅力。実は体験前にはこの「作れる」ってことを知っていたので、アウリスライアーにはそもそも結構期待していた。鳴らしてみて、本当に自分に染み入るように響くので、もうこれしかない!とこれからのレッスンはアウリスライアーをお借りして行うことに。


こうして3種類触り比べてみると、触ってみないと分からないよね…が1番の感想。膝の上に乗せたバランス、腕の中への収まり具合、身体への響き方、好みの音、どれも触らなければ分からないことばかり。もしライアーが気になっている人が居たら、まず、自分で抱えてポロンポロン触らせてくれるところを探すことをオススメします。

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