肘をノックして、もしもし?
一緒に暮らした初代猫は、食卓で顔を揃える子でした。
ダイニングテーブルで1つ、彼の椅子がありました。食事になると、自分はカリカリしか食べないのに会話に参加していたようです。何でもわかってますって顔をしていました。
人間がダイニングテーブルで用事をしていたり、その椅子をどいて欲しいと、椅子の座面に前足を置いて後足は立ち上がり、もう片方の前足で人間の肘をトントンとノックしていました。鳴いた方が早いと思うのですけど、肘トントンは続きました。お客さんにもやります。家族が「座るの?」とどいてやると、満足そうに座って寝てました。
「どいてよ」だけでなく、振り向いて欲しい時に行うことを自然に覚えたようです。ニャアと鳴くよりも、肘トントンの方が反応が良かったのかもしれませんね。人間、びっくりしますから。
「こっちを見てちょうだい」と日本語で言えなくても、猫は猫なりに創意工夫するものですね。
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