#2 境界性パーソナリティ障害
今回は、タイトルにもある通り境界性パーソナリティ障害についてお話ししていきたいと思います。
境界性パーソナリティ障害とは?
境界性パーソナリティ障害とは、独特な考え方(被害妄想なども)、特徴的なものの捉え方(勝手に相手の理想像を創るなど)により、対人関係をうまく築けない症状です。
私の場合だと、大事な人(家族や友人)からの見捨てられる事に非常に恐れていて、異常に顔色を伺っては、少しでも『なにかいつもと違う態度をとられている?』と感じると見捨てられてしまった。と考えに行きつき、何度も自殺未遂や自傷行為を繰り返すと言った症状が出ていました。
また、家族や友人に対して自分の中で理想像をつくり(ex.この人は優しくて怒らないだろう)それに反し自分の理想像とかけ離れた行動をとられると衝動的に怒りや自傷を行うという症例もありました。
上記の症状が出てしまった原因は自分でも良くわかっていて、こちらに関しては後ほど根源についてお話しいたします。
このように、相手はそんなこと思っていないのに、自分の特徴的、独特な考えにより自分を傷つけ、時に相手を傷つけてしまい、人間関係をうまく築ける事ができないといったことが多々ありました。
もうこれに関しての対策はマジでシンプルです。シンプルすぎてびっくりだと思うんですが、対策は
で、でた〜!!境界性パーソナリティ障害だ!一旦この場から離れるぞ〜!
と自分の中で叫んでました。
例えばのお話ですが、この人なんでこんな不機嫌なの?(決めつけ)マジでむかつくな。ブチギレてやろうと思いブチギレたり、
あれ?もしかして私の事嫌い?必要とされてないんだ。死にたい。死んじゃおうなどそういう衝動が生まれた時は上記のように『でた!いまわたしこれでてる!』と思う事が大切でした。
ただ、間違っていけないのは『私は境界性パーソナリティ障害だから人とうまく付き合えないからしょうがないでしょ!』と思ってしまうとずっと人間関係を築く事が出来ません。生き辛さをずっと感じてしまうと思います。とても辛いことです。
なので、そこに甘えず、人に対して無性にイライラしたり、自分の考えのみで人に対して粗末に扱ったり自傷といった衝動に走らず、境界性パーソナリティ障害の症状が出た場合は『一旦その場を離れ、いまこの症状が出ているんだと自覚し、落ち着いてからその人とまた接する』と言うことをおすすめします。
また、私はイライラが激しく衝動的に相手を傷つけてはモノを破壊しての繰り返しでたくさん大切な家族を傷つけてきました。勿論じぶんのこともたくさん傷つけてきました。
そこがこの生活から抜け出したいと思い本気で改善しようと思った1番の理由です。
そして、パーソナリティ障害がでた〜!と気づけることも大切ですが、服薬も大切だと私は思います。
自分に合った薬を主治医とめちゃくちゃ相談しまくって少しでも身体に合わない事、症状が改善されない!と言った時はもう本当に何度も何度も相談し続けてやっと自分に合った薬を服用する事が出来ました。
前回お話しした双極性障害も、境界性パーソナリティ障害も、パターンや自己分析も勿論大事ですが、『自分に合った薬』がとても大事になってきます。
正しく薬を服用し、落ち着いてきた心が一瞬でも持てた時は傷つけてしまった家族にたくさん謝りました。
イライラした時は6秒待つと衝動的行動が防げると主治医から伝えられ、境界性パーソナリティ障害が出た時はすぐに外に出て私は喫煙者なのでタバコを吸って(約五分)落ち着かせていました。
衝動に駆られた時はぜひ試してみてください。それでもダメな時は医師に相談し、頓服薬なども考えてみても良いかもしれません。
また、家族や周りの方からのサポートも受けられるようであれば、その薬を服用した後の自分を客観的に見てどう変わったか、もしくは変わらずなのかをアドバイスを求めてみるのも大事なことだと思います。
とにかく衝動に駆られた時は、その場から離れる!自分に合った薬を主治医と相談し見つけ出す!これを大切にしていきましょう!
うまく精神科を活用し境界性パーソナリティ障害と付き合っていけたらなと私も思います。
ぜひ皆さんも参考にしてくださいね。
今回は境界性パーソナリティ障害についてお話をさせていただきました。
次回は精神疾患になったきっかけについて記事にしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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