Fateシリーズ:サーヴァントについての超ざっくり解説

以下は公式から提示されてる設定を
自分なりにわかりやすい言葉でまとめ直したものです。
一部正確な解釈が出来ていない場合もあります。
詳細かつ正確な内容は公式が出してる各媒体やwikiなどでご確認ください。

FGOを始めとするFate世界には、人類が蓄えた無数の情報を元に
人類の危機を防ぐ超自然のシステムが存在する。

世界が滅びかねない窮地が起きた時、歴史に記録された無数の英雄・偉人、あるいは怪物など記録の中から1人ないし複数を参照し、
そのデータを元にして仮初の意志と命を吹き込んだ存在を送り込む。

これを『英霊』と呼び、彼らはオリジナルと同等、あるいはそれ以上の強大な力を行使して人類の危機を阻止する。

この英霊を、魔術師達が行う中でも最大級の儀式『聖杯戦争』の為にダウンサイジングしてして呼び出されるのが『サーヴァント』である。
FGOで主人公達が所属する組織カルデアは、聖杯戦争の儀式を解析して、サーヴァントの召喚システムを独立運用する事に成功している。


サーヴァントは主に過去の人物の複製存在であるが、必ずしも本人そのものではなく、ある種の調整がされた上で呼び出される。
調整の例としては、同じ人物でも
「精神的には未熟だが身体能力が最盛期の若い頃」だったり、
「身体能力は衰えたが精神的には盤石な老いた頃」だったり、
「呪いを受けて正気を失っている状態」や「本来の歴史とは別の人生を歩んだifルート版」などが
呼び出される状況や召喚するマスターなどの条件に合わせて召喚される。
(FGOに置いてはこれらは別のユニットとして扱われる。〇〇・オルタなどと付く場合がこの『別側面』の一例)
本人の逸話などが誇張されて生前は持ち得なかった武器やある種の超能力などが付与される事もある。

場合によっては人間だけでなく、人類を導いた神格や人類が敵対した神話の怪物などが召喚される。
中には人々からの信仰などを元に『情報として実在した』ものとして、物語の登場人物などが
複製データではない擬似的な命を持って呼び出される、という超例外も存在する。

サーヴァントは現地での行動に不都合が出ないよう、召喚された時点でのその時代の基本的な知識や常識を与えられる。
逆に、世界の危機に対処するという目的に見合わない、個人としての人生の記憶が一部曖昧にされる事もある。

また、召喚されるサーヴァントはあくまで「オリジナルデータからの模造品であり、その場限りの命」であるので
同じ英雄のデータから生み出される場合でも、召喚ごとに別の個体・人格である。
(殆ど同じようにみえても、それは彼らがサーヴァントとして成立する際のデータが同じだからに過ぎない)

彼らが経験した事はオリジナルのデータベースにも記録されるが、その情報を別の召喚時に引き継げるかは、状況次第となる。
FGOの場合、同じキャラでもシナリオ上の特異点で出会う現地のサーヴァントと、
カルデアで所持ユニットとして召喚できるサーヴァントは別の存在である。
(カルデアへ召喚される場合、特例としてかなりの部分の記録の持ち込みが許可されるので、特異点の記憶を持つ者もいるがケースバイケースである)

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