閉鎖都市巴里 大まかな登場人物と目的

ベレッタ・マクワイルド(金)
ループを繰り返す閉鎖された仏蘭西の外からやってきた“留学生”。
曾祖父ジャック・マクワイルドが関わった『アティゾール計画』の真相を探る。
現状で実行するつもりは無いが、ループの条件を知り仏蘭西を開放する為の知識を備えている。

ロゼッタ・バルロワ
自動人形。ギヨームの屋敷で保護されていたがベレッタと関わる事で成長していく。

ハインツ・ベルゲ
独逸軍の重騎師にして最強重騎開発計画『P計画』の被験者。
序章で家族を失った事が描かれているが、改造手術を受けた際に記憶封印の処置を受けている。
最強に拘る理由を失ったまま、ベレッタと同様に『アティゾール計画』を追っている。

ギヨーム・バルロワ
現在は隠居しているが王宮守護騎師=歴史ある貴族の家柄。
レジスタンスのリーダーとして活動する傍ら、ロゼッタとベレッタを見守っている。
“女預言者”ことロゼ・フランシスカから仏蘭西がループしている事を把握しており、
同時にアティゾール計画に関わり真実を知る者の1人。

フィリップ・ミゼール
ベレッタと恋仲にある仏蘭西を守護する巴里守護騎師の若者。当初は独逸軍に服従する姿勢をとっているが、
レジスタンスとして活動した末にハインツ・ベルゲと戦い死ぬ運命にある。

マレット・ハルキュリア
ベレッタの友人。ユダヤの豪商の家計で後にアウシュビッツ収容所に送られる運命。

ベレッタ・マクワイルド(茶)
孫と同姓同名の『女剣士の手紙』を記している人物。ループに陥る以前の巴里から脱出した人物で、
自分の過去の経験を元に手紙越しベレッタ(金)にアドバイスを送っている。

M・シュリアー
世界各地を渡り歩き、失われた様々な危険技術“喪失技巧”の記録を遺した人物。
ループ後の仏蘭西にも足を運んでおり、そこでロゼ・フランシスカに仏蘭西の真実を語っている。

ジャック・マクワイルド
ベレッタの曾祖父であり『アティゾール計画』を主導した人物。仏蘭西がループに陥る4年前に巴里で死亡。
彼の遺した手紙をロゼ・フランシスカに渡すのもベレッタ(金)の目的の1つ。

ロゼ・フランシスカ
ベレッタの曾祖母にあたり、ジャックマクワイルドの妻。
都市シリーズの世界で万物を構成している流体と遺伝詞を読み解き、
干渉して物体や生体を治療できる風水術という技術の習得者。
M・シュリアーから仏蘭西の真実を知り、風水術の応用で自分の記憶を“初期化”を超え持ち越している。
“女預言者”としてギヨームに真実を伝え、“留学生”であるベレッタ(金)に仏蘭西の解放を望んでいる。

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