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山小屋で働いてみた。

今回は、体験談です。
長野の山で1シーズン山小屋で働いたことがあります。車からバスに乗り換え、そこから徒歩六時間でしか行けない小屋にいました。1シーズンとは4月から11月までの7ヶ月間。それ以外の時期は小屋が雪に埋もれてしまいます。

4月の入山はヘリコプターに乗って小屋の近くの雪の上へ。そのまま小屋の除雪作業が始まります。GWの開山祭に合わせて2週間近く雪かきをしていました。
小屋の雪かきを終えると、小屋の中の掃除や登山道の整備など大忙しです。

GWを終えると客足が落ち着き、夏のハイシーズンに向けて営業しながら小屋の整備を続けます。

小屋の仕事は小屋にまつわる事を全て行います。電気は発電機、壊れたら直す。壁も劣化しないように防腐剤を塗ったり、床の板の張り替えなどなどです。屋根の雨漏りに対してトタンのコーキングをしたりもしました。

定期的に登山道上の草刈りや倒木の処理など小屋のまわり以外の仕事をすることがあります。また、経験年数が長くなるとレスキューに出かけることもあります。

私のいた山小屋は食材等を歩荷することはなくヘリで荷上げをしていました。

休みは1ヶ月ほど毎日働いて2週間まとまって休むことができました。他のスタッフは1週間上がって2日降りたり、1週間のうち天気のいい日に1日休みを取って近くの山に縦走に行ったりと、それぞれのライフスタイルで休みの融通が効いていました。

山の上には何もありませんのでお金が貯まります。そのお金で私はカメラとパソコンを買いました。
自然が好きで、のんびり過ごしたいと考えている人にとってはいい環境で働けると思います。

ツラツラと書きました。まだまだ書きたいことはありますが、とりあえず今回はこの辺で。

ちなみに、山小屋の求人サイトを見て応募しました。チェックしてみてください。

「インクノット」
https://www.inkknot.com



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