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サーバーメールの削除方法[大量編]

 プロパイダーメールの設定で「メールをサーバーに残す」を選択して数年が過ぎると、大変な事になります。管理者にお願いして全部消してもらう方法もありますが、ここでは自力で選んで消す方法を備忘録として記録します。
 前提条件は、メールサーバーの設定がわかり、Windows環境である事です。

1.nPOPの利用
 nPOPというシンプルなメールソフトを使って、受信の設定を行い、受信を実行します。
 自分の場合は、メールサーバーには2014年から2022年まで8年分のメール、約3.6GBがありました。通数は15万通。最初はプロパイダーが提供するWebメールを使おうとしましたが、初回は読み込み途中でエラーが発生して読み込めませんでした。二回目にアクセスで最後まで読めましたが、1ページ100通表示の画面が1500ページ超。一度に100通(1ページ)しか選択できないので、1500回超も、この操作を行う事になります。数ページ試しましたが、レスポンスも悪く、実用的ではありませんでした。
 次に、サンダーバードを試しました。IMAPで15万通のタイトルを取得して、受信トレイで一括選択して削除をしましたが、こちらもレスポンスが悪く、また、一度削除したメールが再度受信され、また消えるという不思議な動きをして、なかなか作業が進みませんでした。
 上記を踏まえて、nPOPを用いました。

2.nPOPでメッセージの選択
 受信が成功すると、件名一覧が表示されます。15万通の受信には数時間かかりました。画面を大きくしておくとスクロールする時間だけ処理に時間を要するので、最小表示にして終了を待ちました。
 nPOPでメールを削除するには、削除したいメッセージにマークを付けて、マークを実行するという二段階の手続きになります。タイトルを見ながらガンガン削除マークを付け(Ctrl+DEL)て、ある程度進んだら「送受信 > マークを実行(Ctrl+E)」します。
 ジャンクメールやDM、MLなどを寄せるには、件名や差出人をクリックするとソート表示されるので、まとめてマークする事ができます。

3.実行中・・・

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