「入籍する運び」って言葉を使っているから人間の女性と結婚するんですよね。~羽生結弦が結婚するって聞いたのお気持ち表明~
私はフィギュアスケートと羽生結弦のライトファンである。ライトなファンといえども歴だけは10年以上ある。羽生結弦のスケートや言動を追いかけることは好きだけど、本人を生で見たこと無いし、グッズも買わないし、CMしている商品も買わない。そんな程度のファンが彼の結婚で思ったことの心の動きである。
①結婚発表を知った早朝の私
それは2023年8月4日午後11時11分、彼は突然Xを更新した。
https://twitter.com/YUZURUofficial_/status/1687466186383265792
この時私はポケモンスリープを起動してピカチュウとすやすや寝ていた。よって私が知ったのは翌朝、睡眠レポート確認してカビゴンにご飯をあげた後である。
Yahoo!アプリの通知が目に飛び込んできた。
は、はえ?ええ
寝起きの頭では何が起こったか理解できない。とりあえず記事を読んだ。昨夜私が寝てから羽生結弦がXで入籍発表したと書いてあった。
朝から混乱しまくった。とにかく次はTwitter…じゃないXになにか書かないといけない。でも炎上が怖かったので鍵垢の方にした。。
書いた文章がこれである。
寝起き直後でTwitter芸人脳を使うのは難しくて驚くも何もない、めちゃくちゃ冷めた目で祝いもしない言葉をツイートしていた。我ながら怖い。画像だと一番上になっているが三言目に発言した「寝た直後に発表嬉しい」は完全に自分の都合から来る発言で推しのことともフォロワーさんの事も世間の事も何も考えていない。推しじゃない芸能人が結婚したら「おめでとう」とツイートする余裕もあるのに、推しが結婚しないとこれである。
②X(旧Twitter)で世論を確認した私
早朝でもTwitterを開いたらすぐニュース記事と件の投稿は出てきた。改めて彼の声明を確認した。冒頭の一文、
以外は結婚の話は一切してなかった。本来著名人の結婚発表なら相手の話や素性や入籍日が書いてあるのにない。あるのはスケート人生の振り返りと皆様への感謝とこれからも滑り続けるという宣言だった。
タイムラインを追いかけると羽生結弦の結婚宣言に祝福するスケート仲間やスケオタや一般人(私のタイムラインは刀剣乱舞の絵師が多い)の祝福の嵐だった。私は羽生結弦の同担拒否オタク(愛し方の違いでわかりあえないことが多いから無理)だからオタクの絶望を目にすることはなかった。一切関係ない二次創作がたくさん流れてきた。でもやっぱり気になる。
そんな中、「スケートと結婚」したという解釈で一晩中盛り上がっていたと知った。スケート結婚、その発想は一切なかった。なんで結婚するの?相手だれ?とそこばかり気にしていた私は目からウロコが落ちるような驚きと爆笑に包まれた。
でも、真面目な羽生さんに限ってスケートと結婚するなんてエイプリルフールみたいなネタやるかなあ。
③会社にて推しの結婚をひたすら考えながら仕事した私
私はその後仕事に行った。土曜日でも仕事があるから行った。仕事中も考えるのは羽生結弦のことばかりだった。なんにも集中できない。常に推しの結婚のことばかり考えてしまう。
そして私は帰宅後、ため息をつきながら寝込んだ。
いや、寝込むと言っても横になって延々Xのタイムラインを読んでいただけである。動く気力がないし自分の気持ちをどうしていいのかわからないから他の誰かがどう考えているのかを知るためにXを開く必要があった。
推しが結婚して寝込むオタクって冗談じゃなかった。いや、熱出してないし翌日も元気に仕事に行ったから寝込むという表現は間違っているかもしれない。
ちなみに翌日以降は刀剣乱舞の審神者として刀ステ感謝祭に思いを寄せて騒ぎに便乗することで少し乗り切れました。こういう時、超多趣味オタクは役に立つ。
④しばらく経って推しの結婚をどう捉えているのか。
今回自分より年下の10年以上の推しの結婚という想定外の事態にどういうことを考えたのか記録に残したかったから文章を書くことを決めた。だから大したオチもない文章でも後悔していない。
推しの結婚により、自分の中に結婚の概念がないから推しの結婚が受け入れられないということがわかった。自分のなかですごい収穫だった。
CD破壊とかブロマイド引きちぎりとか高熱で寝込むとか逆にホールケーキ買うとか派手なオタクパフォーマンスはできなかった。ひたすら自分と自分の中にある推しへの感情と向き合うことしかできなかった。
今日この文章を書いているのは8月14日。結婚発表からちょうど10日経った。あれからいろいろ報道が出たが未だにお相手の正体はわかっていない。どこかの週刊誌がすぐに特定するだろうと予想していたが未だにわからない。
正式に入籍した時には教えてくれるだろうか、いつかお子さんが誕生したら教えてくれるだろうか、そんなことを考えることもある。
そして羽生結弦の母親、海外に行く時もつきっきりでマネージャーもこなす母親がいるのに交際する隙間があったのだろうか、その疑問はよくわからない。
でも、私は羽生結弦という人間がをこの世で一番尊敬している。そして、人柄、彼が作るスケートが好きで音楽の好みが一致しているのがずっと好きでいる理由である。その気持ちは変わらない。
あとお相手さんは彼が選んだ人なら絶対素晴らしい人だと思う。そこだけは絶対信用できる。
こうして文章にして整理することによりようやく言えるようになった。
羽生結弦さん結婚おめでとうございます。
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