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青蛙の思い出は、まさかの大雪。

青蛙、という愛称の電車、ご存知でしょうか?
東京にお住まいの方は、きっとご存知です。
渋谷駅前に鎮座している、緑色の電車、といえば
モヤイと並んで、待ち合わせ場所として有名、ですよね。

むかし東急東横線などで活躍した、昭和の名車です。

東急線を引退してからは、あちらこちらの地方私鉄で活躍していたので
地方出身者にとっても、馴染みのある電車ではないでしょうか。

そんな「渋谷の主」が、撤去されるそうです。
なんでも秋田のほうに持って行かれるのだとか。

昔なつかしい電車、幼少期慣れ親しんだ電車、
地方出身者にとっては自分の地元で見たことある電車
共通するのは「安心感」横文字にするとノスタルジィでしょうか。
地理的、時間的に「故郷(ふるさと)」を思い出させてくれる
そんな役割を担ってきた、渋谷の電車ですが、おそらく
渋谷を通る人の年齢層も変わって、緑の電車に
ノスタルジィを感じる人も少なくなってきたところでしょうし、
再開発の関係もあるのでしょう。
撤去されるのは、妥当なのかなと思います。

以前、あの電車の場所にかかる土地代のことを、聞いたことがありますが
あの面積でそんなに…?というお値段でした。
そら都心駅前に平面駐車場を2台分、借りるようなもんですからね。。

ところで、青蛙
その後流転の人生を送っていた彼、一度だけ
実車を見たことがあります。
2016年でしたか、出張先の、熊本です。

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はい、あの、ええと
この日は熊本、というか西日本で、数年に一度の大雪の日で
出張に行ったはいいものの、福岡空港からの飛行機が全便欠航になって
仕方ないから遊んでやろう、ということで、宿泊先の福岡から
わざわざ熊本まで出てきたのでしたw

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なお、この電車もこの年に引退しまして、青蛙はもう国内にいないんじゃなかったかな。

そういうワケで、私にとって青蛙は
「最高気温氷点下のドカ雪の中しとしとと走る電車」という印象なのです。

なお、この後も雪は容赦なく降り続けまして、新幹線も遅れ始めたのですが
意地でも観光しちゃろう!と

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熊本城観光もしてやったのでした。
この年の4月にあの地震ですから。なんとも。

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ちなみにこの日、この後ですが
当然飛行機は欠航、降りやまぬ雪の中なんとか福岡まで戻り
「1本だけ走った」のぞみ号に乗って無事帰宅したのですが、小倉から広島までずーっと徐行して走ったので5時間ぐらいかかったかな?結局深夜の帰宅となったことを覚えています。
あと、そんな列車ですから、大満員で通路まで2列の人だかりができていていて(確か指定もグリーンも開放していたと思います)
私ビール飲みすぎてトイレに行きたくなったのですが、行けるわけもなく
新神戸あたりで絶望していたことを、すごく覚えていますw
新大阪でだいぶ降りたので、助かりましたがw

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!