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(雑談)将来、新幹線の自由席は廃止されていくのかな?と思っている話

今年の年末年始に、東海道新幹線の「のぞみ」号が自由席を無くして、全車指定席として運転されます。指定席車両を増やすことで指定席の乗客が利用しやすくなる、自由席混雑による遅延を回避する、他列車(ひかり、こだま)への分散をしやすくするなどのメリットが考えられる、というのは以前記事にしました。

これに関して、私は近い将来、新幹線の自由席自体が通年で縮小されていくのではないか、と思っています。この年末年始の成果を踏まえて、来年度は繁忙期を中心に削減、再来年度ぐらいにはのぞみは通年で全車指定席、となっていくのではないか、という考えです。

というのは、平日などの新幹線に乗っていると、指定席がほぼ満席、G席が△の状態なのに、自由席がガラガラの状態で運転されている新幹線が実際に結構あるからです。それも花形であるはずの「のぞみ」号で、そういう状態になっていることがあります。

よくあるのが、博多行の「のぞみ」号の自由席がガラガラという現象ですね。実際に私もよくそういう場面に出くわしますし、何なら先週末も、まさに博多行のぞみ号で、大混雑の指定席を横目に空いている自由席を利用して名古屋まで移動しました。走行中、車掌さんがしきりに「本日は指定席、全席予約をいただいており…」と案内されていたものの、自由席は新横浜を出ても、2列の窓側こそ全て埋まっているものの、3列は丸々空いている席が残っているような状態で名古屋を目指して走っていたのです。新大阪行の「ひかり」号でも同じような状態になっていることがありますね。

ひかり号、指定席が満席でも自由席はこの状態

もちろん全列車がそういう状態ということではありません、自由席がしっかり混んでいる列車ももちろんあります(新大阪行のぞみ号はわりと混んでいる)が、それでも2列の通路側の半分ぐらいと、3列の真ん中は空席が残っているケースを見かけることが多いです(埋まっていたとしても、2名・3名で利用していることが多いように思います)

最近はスマートEX等も普及してきて、指定席予約が簡単にできるようになりました。スマートEXだと列車変更も随時できるので、指定席がB席しか空いていないようなケースでは、他の列車を選択したり、比較的空いているS-Work車両を選ぶことが多いと思います。そのB席に、窓口で切符を買った人が配置されていき、指定席が満席という状態になる。一方で、スマートEX等を使用している人が、わざわざ自由席切符を予約して乗るというケースは珍しいでしょう(私はよくやりますが!笑)そんなわけで自由席はある程度空いてしまっているのかな、と思っています。

空いている列車で移動できますから、私は自由席が空いている状態は、すごくありがたいです。ヘビーユーザーかつオタクなので、だいたい時刻表を見れば空いている列車がわかりますしね。ですがJRとしては望ましくは無いでしょうね。平日の昼前後など、そもそも空いている時間帯はいいとしても、忙しい時間帯はできることなら、16両均等に乗ってほしいはずです。そこで自由席を廃止して、全て指定席にする、という話に、これからなっていくのではないかな~と思っています。

実際になるかどうかは別にして、そのぐらい、自由席が勿体ない状態になっていることがままある、ということです。実際にJR東日本の新幹線や特急列車では、自由席を廃止する流れがありますからね。そういうこともあるんじゃないかなー、ということです。ガラガラこだま号は残しておいてくれると私は嬉しいのですが。

見出し画像は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました、ありがとうございます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!