見出し画像

(雑談)喫茶店ってどうやったら儲かるの?

地域柄というのもあると思いますが、小さい頃から喫茶店にはよく親や祖父母に連れられて遊びに行ってました。当時私の住んでいた町にはコンビニすらありませんでしたが、それでも喫茶店は、記憶にある限り2軒営業していて、いつもお客さんで一杯だったのを覚えています。でっかい骨付きウインナーの入ったカレーを食べるのが楽しみでした。また多治見市内にコメダ珈琲ができてからは、よく親に連れられてご飯を食べに行ってました。

その後大人になってからも喫茶店はよく利用しています。最近だと土岐のイオンにコメダが入ってくれたので、移動の合間や休日に良く立ち寄っています。コメダ多治見市内にも2店舗あるのですが、言わずと知れた東海地方の人気喫茶店チェーンであり、どちらも平日休日問わずめちゃくちゃ混雑しているんです。名古屋駅ユニモールのコメダのように、観光客で混雑しているのではなく、地元で働く人や銀行さんが商談に使うので混雑しているのが面白いわけですが、一方のイオンモールのコメダは、店舗自体がとても大きいので平日休日問わず混雑しにくいですし、巨大なイオンモールの駐車場が使えるので停めやすく、お気に入りなのです。

コメダと言えば『いい意味で』期待を裏切るメニューが評判ですよね。有名どころはシロノワールですが、他メニューもことごとく期待を裏切ってくれます。私は小さい頃から「ジャーマン」と「バスケットサンド」と「網焼きチキン」に調教(笑)されてきたので、大人になってからは無難にホットドックだったりナポリタン、ハンバーガーを注文するようにしています。この辺のメニューも、満足度は非常に高いのです。

そんなわけで昔から、喫茶店というものは身近な存在だったのですが、同時にいつも疑問に思っているのが「どうやって儲けているんだろう?」という点でした。喫茶店ってお客さんの回転がいい業態ではなさそうですし、客単価も大して高くない。究極、コーヒー1杯で2時間、3時間居座っちゃうお客さんもいるでしょうし、かといってコーヒー1杯に2000円も3000円も出さないでしょうから、なかなかに厳しいのではないかと思うのです。

コメダの場合、客単価は結構高いですよね。量が話題になるメニューですが、実は値段設定も結構強気で、600円~800円ぐらいになっていたりしますし、コーヒー自体もそこそこの値段していたと思います。客1人あたり1300円ぐらいにはなってるんじゃないでしょうか?もっと高いかもしれません。

同時に、満足度の高いメニューを提供することで、お客さんの回転率も上がると思います。お腹いっぱいになって満足したら、あまりそこに居続けようとは思わないですよね?(私の感覚ですが)またコメダに行くと、甘いアイスの乗ったメロンクリームソーダやコーヒーを頼むと思いますが、ああいったアイスの乗ったメニューは早く食べないと、アイスが解けてしまって悲しい気持ちになりますから、自然と早く食べる=食後のんびりしすぎない、ような行動が促されているような気がします。

そういう意味では、コメダって実はちょっと「居心地が良すぎない」ような工夫がされているように思うんですよね。たとえば椅子はちょっと固めで、長く座り続けるにはちょっと適していなかったり、冷房の温度が低めになっていて、シロノワールやメロンソーダのアイスを食べると寒くなるようになっていたり。意図的にそうして、食べ終わったお客さんを早く返そうとしているんじゃないか?という都市伝説は、東海地方に住んでいる人なら一度は聞いたことがあると思いますが、お客さんの回転率を高めるという側面からすれば、これは実際意図してそうしている可能性も、あるかもしれませんね。

ゆえに、コメダは強いのかな?と思いましたが、じゃあ一般の喫茶店はどうしているかというと、やっぱり謎ですよね。でも不思議と喫茶店、こと東海地方においては、あちこちにあるんですよね。びっくりするぐらい山奥の県道脇に、盛況している店があったりします。それこそコンビニよりも見かける頻度が高いぐらい。お昼ご飯の時間はある程度お客さんの回転も早そうですから、そこでちょっと価格高めのご飯を提供して、帳尻を合わせているのでしょうか。でも、いくら土地や建物が安いからといって、それで成り立つものなのでしょうかね。都心部のカフェのように、テイクアウト中心で回してるわけでもないでしょうし。不思議です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!