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(旅行記)2022年の年末は高山に居ました(後編)

翌朝。早起きして、ホテルに荷物を預けてチェックアウト。早速、高山名物の宮川朝市を見物しに行きました。どうやら夜のうちに雪が降ったみたいで、前日より雪深くなっていました。天気予報では、岐阜県内ににわか雨が降ると伝えられていましたが、さすがの高山。にわか雨も雪に変わるのですね。

宮川朝市

朝市は人でごった返しており、写真を撮るのは憚られました。ここに以前、知人からお土産で貰って、ものすごくおいしかった味噌のお店がありまして、それを楽しみにやってきたのです。

ここの味噌で作るどて煮、味噌汁は絶品なのですよ。

ひととおり朝市を見学してからは再び古い街並みへ。まだ朝なので人が少なく、落ち着いた雰囲気の中観光をすることができました。

雪の高山

時々雪がぱらついたり、止んだり。傘をさす観光の方もいらっしゃって、色とりどりの傘が、モノクロの景色にすごく映えていました。食べ歩きは昨日のうちに済ませたので、2日目は建物や街並みの観察に時間を費やしました。

傘もまた美し。
こういった写真が撮れるのは、人の少ないこの時間だけですね。
通りの突き当りに、おもちゃ屋さんと蔵が並ぶ一角があります。
この角の雰囲気、すごく好きです。

しばらく歩いて小腹がすいたので、近くのあんみつ店で休憩をすることにしました。ここで入ったお店がなかなか凄かった。吹き抜け3階建の木造建築で、おそらく江戸時代とかその頃のままなのだと思います。養蚕のため?の天窓などを近くから観察することができました。

現在のレベルではたどり着けない出入口(上)

しばらく街並みを楽しんだ後、お昼ご飯を食べて、ホテルに戻りました。帰りの汽車は15時過ぎ。荷物を受け取り、駅周辺でお土産を買ったりしていたら、あっという間に列車の時間がやってきました。

帰りも特急「ひだ」のお世話になります。特急ひだ号は2023年の春に全列車が新型車で運行されるようになりましたが、旅行をした2022年末時点では、新型車は朝と夜の2往復しか走っておらず、デイタイムはすべて旧型車での運転となっていました。

当時の特急「ひだ」繁忙期なので、たくさん停まってました。
駅の片隅に置かれていた、新型の「ひだ」車両

私は鉄道マニアですので、実は翌年(2023年)に全列車が新型に置き換わるのは、知ってました。年末の旅行を高山にしたのは、別に旧型に乗りたいとかそういうわけではなく、純粋に高山行きたいよね、っていう話になったからなのですが、結果として旧型車両で運行される特急「ひだ」号の、最後の繁忙期を楽しむという、鉄道マニアとしても大満足の旅行になったのでした。

乗車した特急ひだ16号・36号(名古屋・大阪行き)
現在は新型車になって引き続き運行されています

ということで、2022年末の、飛騨高山旅行記でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!