見出し画像

娘の名

20201015

自分で吐き出してることばで、このところよく見かけるのが「あなたと私を、たやすく、私たちって言わない!」だと思う。

自分から発しておきながら、なにが見かけるだって話だけど、何書こうとか決めてなくて、ある一つのキッカケを掘り進めていくと、そこに行き着いてるだけだから、そうなる。

あなたと私、それぞれがもつ複雑さを、簡単に入れ替えられるものとして扱わないこと。

そんなことを延々と言ってるような気がして、そういえば、と思い出す。

娘の名前「うい」も、そんな名前でつけたのだった。

う=U、い=I。
You / I、あなたと私。うい。
【あなたと私が、ひとつの身体の中に、ひとくくりにされることなく一緒にあること】

あとは、「初」のういでもある。
いまこの場の一瞬一瞬は常に壊れてはつくられてる。新しい。
【世界はいつも新しくてオモロイよ】

そんな2つの意味を重ねて、「うい」だった。

名前をつけるとき、なんでそういう名前をつけようと思ったのか全然覚えてないけど、そんなことを想ってつけた。

娘は今のところは名前好きそうだし、僕も気に入ってる。

だけど!である。

自分でつけた名前で、僕もあすかも大変な子育てをしてる気がしてならない!

「うい」と名付けた以上、こちらとあちらのどちらかの主張、存在を押さえつけることができない。そして、彼女はそれはそれは主張がハッキリとある子に育ってる...。

かわいくてしょうがないと同時に震え慄く日々である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?