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20210323 いつまでたっても羽ばたかない蝶 美しさに見惚れた観衆の 深いため息 余計なお世話 臭い屁でもして 追い払おうか そっとしておいてくれないか 人の失敗に群がるハイエナ 咲いた花が枯れたあとに何が 残ってその大地に根付くのか 秘密の花園 はしゃぐバカ殿 乳丸出し 品なくてもご愛嬌 もう忘れちゃったの？ いなくなったこと 愛してるのサイン 見届けるアイーン 満員電車のおしくらまんじゅう 押されりゃ泣くし 吐き気もよおす ノイローゼ それならどっか行こうぜ
20210319 鼻で笑われる高い意識 Let's imagine 意識の頂 五合目までさえ発見して探検 むしろ何もねえ 広がる地平線 自作自演の登山道 道化かピエロ 大丈夫 おまえ冷え症 凍てつく寒さに平伏すか 内なる熱さに焼け焦がれるか
20210317 酔いつぶれ明け方 すする蕎麦 くもる湯気が写す向こう側 ホームはガラガラ いつもからからに乾いた体心頭 あたたかい白湯をほんの少し ほんのり香る 鰹節の出汁のにおいも 朝の光も 今はすこしだけお休みを 転ばず布団にもぐりこむ それだけで今日一日満足 パジャマに着替えるまもなく眠気 タコ殴りサンドバック ノックアウト 運よく昼すぎ我に帰る 都合いい解釈で難を逃れる 膝小僧の傷 真実を語る 薄っぺらな財布 空を悟る
20210313 自由の女神も 苦痛に顔ゆがめる 子宮の痛み はじまる悪阻 一たす一が一 うまれる命 一人 一人 今日も産まれてる 地球のあちこち ニュースにはならない 目立たない 一たす一たす一たす一たす できない一括り 命 命
20210311 コレしかなかったわけじゃない 道間違えちまったわけでもない 盛大にコケる 着地で魅せる 結果オーライ 技決める 自分のケツ皆で拭くスタイル 沈む船でいくシュノーケリング 身勝手都合いいセンス 身につける 彼岸此岸 いらん気遣わん バナナ朝ごはん 栄養摂取 皮踏んでそこら中 スケートリンク たらふく食う 下痢腹痛 もらうもんもらって大地に還す 心臓の音に耳傾ける 損得 感情 リサイクルに出す このうた聴いて また生まれ変わる 新しい君に逢いたくなる
20210308 知っちまった格別の味 気づいた時にはもう戻れない 行きと帰りで同じ道 だとしても全然違う景色 絶景 我慢したって埒あかねえ ここはサバンナ 命は大切にまわせ 流れは止めるな それだけが掟 たらふく食ってただただ踊れ
20210305 だましだましすぎてく毎日 幸い生きてる そりゃ半端ない さっき嗅いだ香りで体弾む さっきふれた温度が歌になる どこかで脈打つ誰かの鼓動 リズムキープよろしくどうぞ もうよそうって思っても また妄想 五臓六腑でごちそうさん 百八つの煩悩 LIFE GOES ON 欲望無視した薄情者 泣く堂々 笑う堂々 怒る堂々 寝るうとうと プロの方はお先にどうぞ 素人さんこちらでお茶でも ほうじ茶 カフェオレ ホットレモン ほっとけん声にホットケーキを
20210301 股間の散弾 狙う第六感 墓掘るどころか生誕 wake up not 下ネタ 射抜くど真ん中 下も上もない 必殺仕事人 鳥が飛んだ姿にみとれた 左右の翼で風をつかんだ 平均なき平均台 グラつかない 翼はなくても自由自在 Fly
20210226 つまんねえ隠し事 浮かんでは消える 波の泡のよう 先を急ごう 大股で早足 笑う北野 首傾げコマネチ 洗っても洗っても取れない汚れ 明日も明後日も同じとこで 食うかセックス クソして眠る 嘘みたいにシンプルなライフスタイル 重ねた悪行がリンクする 酒場で吐く準備はできてる 水あげ芽だす種 何が咲くのかはお楽しみだって 幼い考え大事にしたまま 大人になっても愛するママ 退屈なら 耳を貸しな 救いはじぶんなかの怪物だった
20210224 いまだわからない 光の扱い 僕は暗くてあなたは明るい 手は届かない 生身は儚い 鏡に映らない我が身 Have a nice day いまは仕方ない 未来の話 世界は立体 影と光 直接触って確かめたい 画面に映らないあなたに Have a nice day
20210220 異彩を放つ 意外と愛あるやつ 空いた口をふさぎにくるタイプ メッセージを こしてこしてこして 残りカスにだけ興味あり 醜くてかなわん 臭くてかなわん うるそうてかなわん それで構わん 光り輝くまぶしいカッコつけ なにかが貧しいこと隠してる サングラスで見つめる 見つける ハダカの原石 鈍く光る 偽って居辛くなって 今どこにいるのかがいずれわかって 目覚め 旅立ち もしくは帰り道 とっくになくなってたタイムリミット めんどうな話はおいといて おかえり
