【Flesh and Blood】 Prism解説
はじめに
Prismを組むにあたり、情報収集をしてもほとんど記事がないため、後進のために情報を残しておこうかと思い、残しておきます。
筆者はArmoyでギリギリ勝ち越してる程度のプレイヤーなので、理解が浅い部分も多々あると思われます。
Prismを使ってみたい！という人は参考程度にお読みください。
Prismってどんなヒーロー？
基本的にはミッドレンジ寄りのデッキですが、各種オーラを並べて面制圧する or「Phantasm」という攻撃値6以上のアタックアクションで防御されると自壊するデメリットを持つ代わりに、高効率なアタックアクションで攻める２通りの戦術がとれるヒーローです。
構築の幅が広く、プレイ難易度も高めなので初心者向きでは無いです。
なおCCでLL入りしてるのでBlitzでしか使えません。7月のDusk till Dawnで新しいPrismが出るそうなので、それまでBlitzで使ってください。
Light illusionist アタックアクションがヒットすると得られるソウルを消費し、Spectral Shieldを出すことができます。
使い捨てで1点軽減するだけのオーラですが、後述の武器の効果で攻撃値1の武器になります。
装備編
武器
Luminaris一択です。ピッチゾーンに黄色があるとillusionistアタックにGo again付与、オーラをコスト0の1点の武器にしてくれます。
この武器がPrismの本体と言ってもいいでしょう。もう一種類の武器は見なくていいです。
頭
鉄板のCrown of Providenceを積んでおきましょう。Arcanite Skullcapでも可。
GuardianなどにHalo of Illumination。
Wizard用にCrown of Reflectionも。
胴体
Light専用胴のVestige of Solはかなり使いにくいので、素直にFyendal's Spring Tunicを使いましょう。
腕
自由枠です。
おすすめは実質防御値2のWave of Realityです。
Spectral Shieldが出るので1-2点は出してくれるかもしれません。
アグロに寄せるならGoliath Gauntletもいいでしょう。
Nullrune Glovesも入れておきましょう。
足
Phantasmal Footsteps一択です。
お金ない人はSilent Stilettosでも十分戦えます。という人に騙されてはいけません。大半が黄色で構成されるPrismデッキでAP回収するために3リソースなんて払えません。しかも使い捨て。
黄色をピッチして1リソース浮きでコスト1のアタックアクションを打つことが多いのでPhantasmal Footstepsは必須です。
1リソース払って防御値1になる効果もインスタントオーラに防御値がないので地味に役に立ちます。
Silent Stilettosは対Wizard用にArcane Barrier目的で入れましょう
装備まとめ
お気づきかもしれませんが、Prismは必要な装備が高額で頭+胴体+足で10万円コースです。ほぼ専用の足はともかく、頭と胴体は汎用品で多数のヒーロー(特にCC)で使われるので、これを機会に買っていただければと思います。
戦い方
「Phantasm」攻撃値6以上のアタックアクションで防御されると自壊するデメリットを持つ代わりに、高効率なアタックアクションにLuminarisでGo Ageinを付与して高打点の連続攻撃を行う。
Luminarisで武器になっているオーラを並べ、手数で攻める。
主に上記の二通りの戦術を相手のヒーローに合わせて切り替えて戦います。
基本的にはアタックアクションで攻めますが、GuardianやBruteなど、大半が攻撃値6以上で構成されるヒーローにはオーラ戦術を選びます。
基本の動き
Luminarisに攻撃値が無いため、攻撃するにはピッチ+アタックアクションの最低2枚が必要です。守りに入るととても弱いヒーローですので、防御は最小限にして攻める立ち回りを意識しましょう。
高打点の攻撃を2-3連打可能で、ヒットエフェクトも強力なため、がんがん攻めましょう。
各種オーラも強力で、手数が少ないヒーロー相手には効果的です。
攻撃が強力な反面、防御は苦手です。
装備は貧弱ですし、インスタントオーラは防御値なし(足で実質1)、強みを生かすためにはほとんど防御にカードを回せません。
数字上はコストが安く高打点のアタックアクションですが、デッキの8割ほどが黄色で構成されるため、ピッチで2リソースしか出ないので、1ピッチ=1アクションになることが多く、そこまで軽い印象はないです。
オーラが必要な相手に引けない、攻撃したいときにオーラをしか引かないなどの手札事故が起きることもあります。
アタックアクション
※illusionistアタック(オーラでの攻撃も含む)はピッチゾーンに黄色がある限りLuminarisの効果で全てGo Againです。
dominate＆ヒットで2ドロー、2コスト5点のパワーカードです。適当に打っても防具で防がれるので、バフと併用する・先に防具を使わせるなど工夫しましょう。
1コスト7点、Phantasmで自壊したときに盤面のオーラのコピーが出るため、GuardianやBluteに効果的です。4コストオーラは相手もコピーしたくないので、大体防具だけで防いで4-7点通ることが多いです。
黄色ピッチで1リソース浮かせてプレイ、自壊した場合はPhantasmal FootstepsでAPを回収し、コピーしたオーラで殴りましょう。
コピーなしでも1コスト7点は普通に強いです。
※元々需要が多く、供給量が少ないためか高額＆在庫薄、7月のDusk till Dawnでillusionistの強化が見込まれるため、高騰しています。
国内だとくそ高、海外でも在庫枯れ気味。
1コスト7,6,5点の高効率アタックアクションです。
青ですら1コスト5点 実質Go Againのため、普通に使えるレベルです。
大体3色積まれてます。
2コスト7,6,5点。ヒットエフェクトでSpectral Shieldを生成するので実質追加1点と優秀です。
黄青はほぼ確定、赤も入っていることが多いです。
その他のアタックアクション
Phantasmaclasm、Fractal Replication、Command and Conquerが採用されていることが多いです。
Coalescence Mirage、Herald of Judgment、Herald of Triumphなどは地域メタや好みで。
各種オーラ
※Prismのオーラは「Spectra」と言う能力があり、攻撃宣言時にオーラを選択可能で、その場合オーラは破壊されますが、攻撃に使用したカードのテキストは解決されないため、Go Againも解決されず、APも帰ってこないので、大体そのままターン終了です。
手数の多いヒーロー相手に出しても最後の攻撃で割られるのであまり効果がないですが、複数回の攻撃が苦手なGuardian、アタックアクションが殆ど採用されないWizardなどには効果的です。
Genesis
ターン開始時にソウル＆Spectral Shieldを供給してくれる強力なオーラです。
相手のターン終了前に設置する事で最低1回は使用可能です。
Merciful Retribution
オーラかアタックアクションが破壊されると1点アーケンダメージを与え、Lightならソウルになります。
アタックアクションが通らない相手にも打てるようになるので、見た目以上に強力です。
Lightじゃないオーラやアタックアクションはソウルにならないので注意。
単体だと弱いですが上記のMerciful Retributionや並べたSpectral Shieldとの組み合わせが強力です。
Go Again付与は無いよりマシってレベルです、アタックアクションのみでオーラには付かないので。
相手のアタックアクションの攻撃値が1減ります。アグロ相手に有効そうですが、アグロはオーラを簡単に割ってくるのでほとんど役に立ちません。
GuardianやBruteなどの打点が減るので防御しやすくなります。また、攻撃値6のアタックアクションで自壊しなくなるのも嬉しいです。
アタックアクション使ってこない相手（GuardianとかWizard)には効果無いです。
強制的にこれを攻撃させるため、実質的にはターン強制終了に近い動きを強要できます。
ただし、コスト6、ノンアタックアクションを挟んでこない限り1回は攻撃される、と使い勝手は悪いです。
ほとんど腐るので大体ピッチされますが、「特定のカードからビッグアクションを行うことが確定している場合に合わせることで躱すことができる」という唯一無二の役目があるので採用されます。
最初の攻撃限定でphantasmが消えるのでGuardianやBlute相手にアタックアクションが打てるようになります。
返しのターンに破壊されることが多いですが、0コストオーラで実質1ターン飛ばしたと思えば安いものです。
最初のアタックアクション限定で攻撃値が２増えます。
回数制限なしで設置コストもないTeklo Pounderなのでもちろん強力ですが返しに壊されることも多いです。
ディフェンスリアクション
2コスト6点防御でソウルになるSoul Shield、2点以下なら手札を減らさず防げるThat All You Got?が採用されていることが多いです。
汎用カードのOasis Respiteなども採用されることがあります。
各マッチアップ
Guardian(大体Bravo)
相性は五分～やや有利くらいです。オーラに寄せているほど有利になります。
アタックアクションはまず通らないので打たなくていいです。
Merciful Retributionが設置できている場合のみ1点+ソウル供給目的で打てます。
オーラを並べるまでほぼサンドバック状態なので序盤で削られすぎると厳しいです。
オーラを並べることが出来たら防御にカードを回しつつオーラで攻撃しましょう。
Brute
絶望的なマッチアップです。
アタックアクションは通らず、専用足装備で複数APあるため、攻撃しながらオーラも割ってきます。
相手が事故るのを祈りましょう。
こちらの動きはGuardianの時とほぼ同じでオーラを並べて攻撃しましょう。
Warrior・Ranger
Phantasmが自壊する可能性が低く、瞬間火力もそこまででもないので比較的有利です。
順当に殴り合えば火力差で押し切れることが多いです。
Illusionist(というかDromai)
相手のドラゴンをPhantasmで消せないためかなり不利です。
並べられる前に押し切るしか勝機はないので相手が事故ることを祈りましょう。
Wizard
相手のライフが低く、Phantasmもほぼ考慮しなくてよいためかなり有利に立ち回れます。オーラもアタックアクションでしか破壊できないためほぼ壊されません。
最低限のライフを維持しつつ押し切りましょう。
アグロ全般
相手の瞬間火力が高いほど不利です。特にDash・Iraとの相性がかなり悪いです。
それ以外のヒーローには極端に不利なマッチアップはないです。
こちらのデッキがアグロに寄せているほど有利になります。
基本的には殴り合いです。オーラは出しても無駄なので全てリソースに回しましょう。
守りに入ったほうが大体負けます。
終わりに
FaBの顔ともいえるほどの人気のわりに使用者が少なく、情報もないため書いてみました。やはり装備が高いせいか。使っていて楽しいヒーローなのは間違いないので、興味のわいた方は使ってみてはいかがでしょう？
次環境に増えるのではないかといわれているKanoに有利、Kassaiに微不利となっているためメタ次第では輝くかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。
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