Photoshop画像アセットの生成ルールまとめ
Photoshopの「画像アセットの生成」がとても便利で重宝しています。
ルールがややこしいので、一覧で見られるようにまとめましたので参考になれば幸いです。
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「画像アセットなにそれ?」って人は、下部にAdobeの公式解説サイトを掲載しておくのでそちらをご参照ください。他にもわかりやすく書いているサイトさんがあるので、初めての人は「画像アセット photoshop」で検索をおすすめします。
画像アセットとは?
・レイヤー名に名前をつけると画像が自動生成される便利機能。
・ツールバー→ファイル→生成→画像アセット クリックで書き出し用のフォルダが作られ、その中に画像が自動生成されます。フォルダはPSDのデータ内、同階層に作成されます。
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【画像アセットの生成ルール】
「logo」という名前の画像にしたい場合
レイヤー名かフォルダ名に下記を入力。
■jpg
☆logo.jpg →未指定の場合、90%の画質。
・logo.jpg10 →jpgの100%画質(1~10で指定可能)
・logo.jpg70% →jpgの70%画質(0%~100%で指定)
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■png
☆logo.png →未指定の場合、png-32形式。(透過効果あり)
・logo.png24 →png-24形式。(透過効果なし)
・logo.png8 →png-8形式。(透過効果なし)
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■大きさ指定(縦横サイズ、%)
※名前の頭に指定、半角スペースあける。
・300×200 logo.jpg →横300×縦200pxのjpg画像。
・200% logo.jpg →200%の大きさ
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■複数の書き出し(形式や画質を一度に複数書き出しできる)
※コンマで区切るだけ。
・logo.png,logo.gif →pngとgif画像が生成される。
・200% logo@2x.png,logo.png →logo@2x.png(200%の大きさ)と、logo.pngを生成。
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■フォルダー分けしたい場合
[subfolder]/logo.png
→アセットファイルの中にサブフォルダーができて、その中に画像が入る。
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■Retina用@2x 2倍書き出し
・200% logo@2x.png →logo@2x.png(200%に拡大)という名前の画像生成。
・logo.png,200% logo@2x.png → logo.pngと、logo@2x.png(200%に拡大)
・[normal]/logo.png,200% [2x]/logo@2x.png
→normalフォルダにlogo.png。2xフォルダにlogo@2x.png(200%に拡大)
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※gif、svgも指定して保存可能。
※WEB用に保存する場合、未指定でOK
jpgは90〜80画質で使う人が多いもようです。
※フォルダでもレイヤーでもOK
名前つければそのデータを書き出してくれます。
※画像の切り抜きや、余白をつけたい場合
…レイヤーマスクで範囲を設定しておけばOK
※複数の書き出しの場合、+でも,で区切ってもOK
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■データ全体にまとめて設定したい時
☆[例]default @1x/, 200% @2x/ @2x
※例えばRetina対応の為に、2倍画像も全部用意しないと行けない時、
全レイヤーにいちいち記述しなくても、まとめて設定できる便利な方法!
1:空のレイヤーを作成する。
2:レイヤー名の先頭に「default 」 を付ける。(半角スペース必要)
続けて、全体に適用したいルールを設定する。
☆default normal/, 200% 2x/ @2x
→normalという名前のフォルダに画像生成+
2xという名前のフォルダに、200%に拡大して、名前の後ろに@2xとついた画像を生成
(例)logo.pngというレイヤー名がある場合
→normalフォルダ/logo.png
2xフォルダ /logo@2x.png(200%に拡大した画像)
↓わかりやすい解説図がtwitterに掲載されています。
https://twitter.com/purples313/status/911038644936310785/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E911038644936310785&ref_url=https%3A%2F%2Fblog.rokuzeudon.com%2Fentry%2Fasset_photoshop
☆default @1x/, 200% @2x/ @2x
この記述がわかりやすそう。
→@1xフォルダにノーマル画像生成。+@2xフォルダに、200%に拡大&@2xと名前の後ろにつけて生成。
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・その他の例
default -m,50% -low,200% -hi
(例)logo.pngというレイヤー名がある場合
→3つの画像が生成される。
logo-m.png (100%画質で名前の後ろに-mがつく)
logo-low.png (50%画質で名前の後ろに-lowがつく)
logo-hi.png (200%画質で名前の後ろに-hiがつく)
default img/
→img という名前のサブフォルダーにすべての画像アセットを生成する。
default img/@2x →imgのサブフォルダー+名前の後ろに@2x を付ける。(例)logo@2x.png
default 50% half/ →画像を50%縮小して、halfフォルダ内に画像生成。
default hi/@2x + 50% low/ →1 つのレイヤーから 2 つの画像を生成。+hiフォルダーに、名前の後ろに@2x が付いた画像を生成。更に、lowフォルダーに、50% 縮小された画像を生成。
※個別のレイヤー名にサイズ(%)が入力されていればそちらが優先される
画像アセットの公式解説、基本ルールは下部からどうぞ。
Adobe:レイヤーからの画像アセットの生成
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/generate-assets-layers.htm