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2020年春期アニメを個人的に語ってみた(ネタバレ注意)

こんにちは。カラガラです。

この記事は、2020年冬期アニメを個人的に語ってみたという内容です。

私の独断と偏見が大いに入っていますので、そういうのが嫌な方は見ない方がいいと思います。ネタバレもありますのでご注意ください。


BNA

結論から言うなら「いい最終回だった」

TRIGGER作品が好きなんですよ。キルラキル、ニンジャスレイヤー、GRIDMAN、先日はプロメアの記事も書きました。そもそも天元突破グレンラガンが一番好きなアニメなので、そのメンバーが揃ってるTRIGGERの作品が好きなのは当たり前っちゃ当たり前なんですが。

今回はそんなTRIGGERで、リトルウィッチアカデミアの監督を務めた吉成曜とキルラキル脚本の中島かずきが初タッグして送り出した作品。その作品がBNAです。

BNAは「普通の女子高生が、ある日突然タヌキ獣人になってしまい、獣人特区『アニマシティ』にやってきて、オオカミ獣人と出会う」ところから始まります。獣人の楽園だと思っていたアニマシティにはこの町独特の危険がたくさんあり、元人間のみちるとオオカミ獣人士郎は問題を解決していきます。やがてアニマシティ滅亡の危機にみちるの友達のなずなや大企業も絡んできて…ってな感じ。

私が好きなのは5話と12話です。野球回のあるアニメは名作(確信)。今石さんの絵コンテが爆発してていい感じです。

最終回はこれまでのモヤモヤが一気にスッキリする爽快感のあるお話。「アランはボスっぽいけど、いったい何がしたいんだろう?」とか「みちるとなずなは友達のままでいられるんだろうか?」といった疑問が全て解決してくれるいい最終回です。

というかこの最終回なら2期作れそうですよね。みちるの家族がアニマシティに来る話とか面白そうだなと思います。なんだかんだやっぱ良いアニメ作るなTRIGGER(贔屓目)。


A3!

今期っていうか、前クールだったのが延期したってのが正しい表現ですかね。

A3!は正直大石昌良がテーマ曲を作詞作曲してるってぐらいしかしらなくて。ただ他のアイドル系ゲームと違って「キャラが1年ごとに歳を重ねる」みたいな話を聞いてから興味はあったんですよね。

で、いざアニメを見始めたら作画が酷い…。ていうか話もあんまりおもしろくないし、これは切るかなーと思ってたところで4話以降の放送が延期に。この延期はスケジュール管理でミスがあったのとコロナの影響だったそうな。

延期明けの4話もうーん…って感じだったのですが、5話から急に作画や演出が良くなり面白くなったように感じました。延期後に迫井政行(さこいまさゆき)さんがシリーズディレクターとして追加されたのが大きかったのかもしれません。

ちなみに迫井さんは私の好きな時雨沢版GGOの監督だったりします。

この5話以降A3!は安定して面白かったです。1月頃にアイナナを見ていた私としては「問題が起きても1話で解決するからみんな偉いなー」と思っていました。アイナナは見てるとメンタルが削られるので、辛い時みちゃダメですよ。

どうも私は夏組が好きみたいで、7話以降の話が好きです。特に幸くんが好きでイラストも描いてしまいました。

10月からは秋冬組主体で2期もやるみたいなので楽しみに待っていようと思います。


波よ聞いてくれ

自虐ネタが面白い素人がラジオDJになる話です。

このアニメは主役の杉山里穂さんの演技が素晴らしいです。ハスキーな声もカッコイイですが、主人公の鼓田ミナレは一つ一つのセリフが長く早口なので、このセリフを噛まずに収録するのは大変だろうなと思います(実際大変だったみたい)。杉山さんは出身が北海道でビールも飲むそうなので、鼓田ミナレにぴったりの配役だと思います。

ストーリーは面白いのですが、共感性羞恥を感じやすい私としましては、ラジオ収録時のシーンは「これ絶対恥ずかしいやつやん」と見ていて辛い時もありました。文化祭で演劇やらされてるみたいな。
それでも、シリアスになってもおかしくない状況で主人公が面白い発言をするので、ギャグアニメが好きな人もみれるアニメだと思います。

作画は安定しているのですが、目のところに影を付けているのが好き嫌い別れるかなーと。私は気にならなくはないけど、話を楽しむのには支障はなかったです。アクションシーンの作画はなかなかのものでしたよ(なぜラジオアニメなのにアクションシーンがあるのだろうか…)。


乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

純粋な今期のアニメって意味では間違いなく覇権でしょうね。

そもそも声優陣が豪華だったり、OPがangelaだったり、EDが蒼井翔太だったり私の好きな要素がてんこ盛りなわけですが、やっぱり人気のアニメはストーリーや演出が良いんですよね。

内容としてはタイトルの通り、頭をぶつけた拍子に前世の記憶を思い出し、自分がゲームで死ぬか国外追放されるキャラに転生してしまった主人公が、破滅フラグを回避するために頑張る話です。

…というとシリアスっぽいかもしれませんが、実際は主人公がかなり前向きなのでギャグっぽい雰囲気です。一応他のキャラたちは暗い過去を持っていたりするのですが、正直でユーモアがあって優しいカタリナと接するうちにトラウマを乗り越え、カタリナは男にも女にもモテモテになります。

好きなシーンはカタリナの脳内会議ですね。内田真礼さんが5人のカタリナを演じ分けてておもしろいですよ。


かくしごと

親子愛って素晴らしいですよね。

「いや急にどうした」って言われるかもしれませんが、かくしごとを見ればきっとおんなじ感想を持ってもらえるはず。原作は絶望先生でお馴染みの久米田康治先生。って聞くと「じゃあ社会風刺なギャグが多いのかな」とか思うのですが、実際は親子愛ものです。

主人公の後藤可久士は下ネタ漫画家。「父親が下ネタ漫画家なんて知られたら娘に嫌われてしまう!」と思い、娘には自分の本当の仕事を隠しています。私はアンジャッシュの漫才が好きだったのですが、こういう考えのすれ違いで起こる笑いがこの作品の面白さの一つですね。

ただこの作品はただのギャグ漫画ではなくて、父子家庭での仕事と子育ての両立、自分や妻の実家との関係など、色んなことに悩み進んでいく話でもあります。私は母子家庭で育ったせいか、いい父親の話に弱いです。初めて泣いたアニメもロボとーちゃんだったし。娘の姫ちゃんは久米田作品にしては珍しく普通に可愛い子として描かれているのですが、そんな可愛い娘のために頑張るお父さんが健気でいいですね…。

あと、CV高橋李依の娘さんとか強すぎますよね。


かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~

かぐや様の1期から1年以上も経ったなんて、時の流れは早いですね。

きっと予算が増えたのか、作画もきれいですし、魅せ方や声優さんの演技もいいですね。かぐや様のバカっぽい演技も好きですし、めっちゃ歌上手い古川さんが音痴の演技するのも面白かったです。古川さんの歌を聞いたことない人はこれを見るんだ。sideMはいいぞ。

このアニメだけはニコニコで見ないと見た気がしなくて、全部ニコニコでみてました。OPでコメントしてたせいか、いま「鈴木雅之じゃねーか!」って打とうとしたら「す」って打っただけでパソコンが予測変換してくれました。文明の利器は凄い。

そうOP。アニソン界の大型新人として昨年話題になった鈴木雅之さんの『DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理』がめちゃくちゃカッコイイですよね。前のOPも好きでしたが。youtubeで何回もMV再生して鈴木愛理さんをガン見してた変態は私です。やっぱアイドルって可愛いですね。

友人に聞いたところによると、かぐや様はこの後の話がめちゃくちゃ面白いらしいので、3期か映画化かしてほしいですね。原作のストックも結構あるし。

まとめ

そんなわけで2020年春期アニメを個人的に語ってみました。個人的なランキングをつけると

1位 はめふら
2位 かくしごと
3位 かぐや様

って感じですかね。いや見たアニメはわりと全部面白かったんですが、はめふらは最後の方で泣きそうになったし、かくしごとも最終回がめっちゃ良かったし、かぐや様は会長に惚れるし。コロナで放送延期になってしまったアニメも多かったですが、それでも面白いアニメを作ってくれたスタッフの方々には頭が上がりませんね。

来季(というかもう始まってるけど)はどんなアニメがやるんでしょうか?

正直まだちゃんと調べてないので、面白そうなアニメがあったらTwitterで教えてください。ではでは。

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