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保険+○○+○○の整骨院

本日は、整骨院の収入源についてお話しさせて頂きます。

保険のみの整骨院

整骨院の業務は大変素晴らしいものですし、世の中に必要だと思います。しかし、今までの整骨院の感覚、つまり保険に依存している体制では無理があると多くの方が気付き始めました。理由は簡単で、療養費の市場に対して、整骨院の数がありすぎるからです。厚労省から発表された資料では平成29年時点で、3400億、整骨院の数は全国で64,000件です。現在も療養費は減り続け、整骨院は増え続けていましたが、3年前の時点で、1施術所あたり1年間で5,312,500円です。月に直すと、44万2000円です。経営している方であればわかりますが、保険に依存していると食べていけません。コンビニの深夜営業をして働いた方が収入の面ではよくなってしまいます。やりがいなども含めて仕事だと思いますが、最初から最低賃金が確定しているものにリスクを負って開業しようとする人はまずおりません。

施術所数推移

厚生労働省資料より抜粋

自費+保険の整骨院

そこで登場したのが自費と保険を使用した整骨院です。今でも抵抗がある先生が見られますが、どう考えても保険だけで生活するのは無理です。元々ある技術を活かして、自費の施術を行い、収入源にしています。
これらの整骨院の多くは収入を増やしました。しかし、今回のコロナ下ではかなりの打撃を被っていると聞きます。
コロナの初期は完全個室のサロンタイプを併設しているところは売り上げが上がったりとありましたが、緊急事態宣言を出されてからは、やはり、不要不急外出を控えるために売り上げは落ちていると思います。
「外出」ということを考えると今回のような感染症、不景気などの影響はかなり出てきてしまいます。

サブスクリプション+自費+保険の整骨院

最近、多くの事業でサブスクリプションという言葉を耳にします。飲食店で、月1万円で何回でも食べ放題!等流行ったものです。
近い職業でいうと、トレーニングジムなどはサブスクリプションでサプリメントなどを販売しています。これらは整骨院とも相性がいいので、取り入れている院が多く出てくるようになりました。
今回コロナの影響下では、「非接触型」の仕組みは強いです。飲食店では突然、デリバリーを余儀なくされていましたが、以前からウーバーイーツ等を取り入れていた店舗の方が減少はなだらかです。整骨院でもやはり、月額制を取り入れているところの方が、売り上げの減少は抑えられたのではないでしょうか。今からでも、店舗に導入できる方は導入するべきだと思います。

まとめ

今回は、保険+○○+○○と足し算の話をさせて頂きました。次回は、整骨院×○○×○○と私が、現在のコロナ下で売り上げを下げていない分野と今のうちに投資しておくことについて話させて頂きます。

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