エンジニアには、小さいころから機械やコンピューターを触るのが好きだったという人もいれば、まったく違う分野から関心を持ったという人もおり、それぞれ違うきっかけやこだわりが1人ひとりの強みになっていきます。今回は、文系からエンジニア就職した社員のキャリアと働く想いについてご紹介します。
時代に流されない学芸員志望から、時代の流れのど真ん中にあるIT企業へ転換
▲大学時代の長岡(写真中央)。大学では人文学部で欧米文化を専攻していた。
株式会社カラダノートで注力しているエンジニア採用。
少数精鋭で活躍する当社エンジニアの1人、長岡大輔は、2019年5月にアプリエンジニアとして入社しました。彼のキャリアは、大学に入学したときに思い描いていたものとは全く異なる道となりました。
そんな長岡の意思を変えたのが、学生時代に行なっていた百貨店でのアルバイトでした。
大学入学当初の想像とは一転、IT企業の社員として社会に出た長岡。エンジニアとして必要な知識を、一から身につけていきました。
長岡は基本的なスキルを身につけた後、携帯電話やIP電話の通信ネットワーク開発を行なっていました。たくさんのひとたちが日常的に利用するシステムの開発に携われたことで、自分も社会に貢献できているんだという想いとともに責任感も感じ、それが仕事へのモチベーションになっていました。そのうち、日本へのスマートフォンの浸透とともに会社の事業も徐々にシフト。直近では、ヘルスケア系アプリに携わっていました。
子どもの誕生をきっかけに、「家族」を意識した事業に関心が湧いた
▲子供の誕生がきっかけで大きく価値観がかわったという。
前職で14年ほど勤務し、転職した長岡。そのきっかけは、子どもが生まれたことでした。
転職活動では、カラダノート以外にも、子育てに関する事業を行なう会社を候補に入れていました。その中で他と違う特徴だったのが、カラダノートは子育ての分野以外にも、「家族」を広くとらえてアプリをつくっていたこと。
また長岡は、個人的なカラダノートとの縁も感じていました。
2020年7月現在はコネクトプランニング部のアプリエンジニアとして、実際にアプリ開発、改修、仕様の考案などに従事しています。アプリの施策や改修内容を考える際、システム的な観点でアプリディレクターに意見を伝えていくことも、役割のひとつとなっています。
日一日と変わっていく環境に対応するやりがいとスキルアップの実感
▲所属するコネクトプランニング部
長岡が入社後特に感じているのは、スピード感の違いです。これまで大企業が絡む案件を担当していた分、大きなギャップを感じています。
長岡がこれまでで思い入れがあるのは、入社直後に担当した予防接種の記録管理アプリ「ワクチンノート」のリニューアル作業です。
アプリ改修を一任される経験、それをスピーディにこなしていく経験は、エンジニアとしての成長も実感できるものとなっています。
「親の親」までサポートしていけるサービスやアプリをつくりたい
子どもが生まれたことをきっかけに転職を考え、カラダノートに入社したという経緯もあり、長岡は入社後、家族に関してより関心を持つようになっています。
今はエンジニアとしてサービスやアプリの全体像を考え、実際に手を動かしてつくるということに楽しさを感じている長岡。
就職活動時にぼんやり感じていたモノづくりの楽しさを実感する日々を送っています。
彼が今後見据えるのは、入社の決め手ともなった「家族」の定義の広さを生かしたサービス・アプリづくりです。
自分自身のライフステージに引き寄せて考えることで、仕事はより自分事になっていきます。その中で生まれるサービスやアプリは、ユーザーに寄り添うものになるはずです。長岡は今後も、家族の生活をより良くするサービス・アプリ開発において活躍の幅を広げていくでしょう。