【ヒーラー入門】技について

技には技がありませんでした。私自身には手順にとして認識していても、それを伝える時、その手順に縛られる事なく、試してほしかったからです。
その理由は、武技として見つけていますので、その技から生まれる結果も渡していいのか迷ったのです。

いや、それは心配する必要ないだろう、と思われるかもしれません。ハサミのようなものであり、「使い方」はそれぞれが決めればいいと。
しかし、それはハサミを使いたい、と願っていた人にはいいのですが、たまたま聞いてしまった場合だってあるはず。その時、手に入れてしまった武器が不幸な悲劇を起こす事もあります。

それほど、身体感覚からの技は強烈な威力を持ちます

ただ、やっと私にも「伝えたい技」が出来上がりました
ヒーリングする」と決めれば、どの技も相手の身体を緩ませ、固め、動きを作ります。細かく観察をして名前をつければ何十、何百にもなりそうです。
しかし、そこまでは求めていないだろう、とも(笑)。

人の役に立つ側にいたい。そう思う心優しい人もいるはずです。
私が心が優しいかは別として、人を倒す事を伝えるよりは、癒す方の技を伝えたいと思っていました。
しかし、自分にはまだその力がない、と諦めていたのです。でも、それは間違い。私の頭の中にはそれを認める力はありませんでしたが、私の身体はちゃんと働く力を持っていた事にやっと、気づいたのです。

これまでの経験から「五つ」ほどの技をまとめました
せっかく縁あって長く私に付き合ってくれる人がいます。しかし、これまで、その方たちに技をお渡しする事なくきました。
術理、感覚だけはすべてお渡ししたものの、「結果」を導くのはそれぞれの思い、夢によって、自ら作り上げるもの、と思っていたのです。夢の押し売りは嫌でした。

しかし、人を癒す力は持っていても困らない。そう思っています。むしろ、コミュニティーを作り生きていく人間には必須な力です。
その力を持たないから、人と向き合うのが怖くなります。私のように(笑)。

人を癒す力を夢ではなく、現実の働きとして渡していきます
ヒーリングの力を得て、それをどう使うのかは自由です。学んだ当初は私にはまだまだ無理、と思われるかもしれません。
確かにすぐに完全な自信を得るのは難しいかもしれません。むしろ、ちょっとは自分の苦手も探してほしいです(笑)。
しかし、人に喜んでもらうのに「何年」もかかりません数日程度の模索で身体そのものの働きとして認識できるはずです

また、お伝えする技は強く相手の肉体に影響を与えるものではありません。ただ触れるだけ、ただ、揺らすだけ、たださするだけ。出来る限り小さな動きで行います

今日からしばらく、具体的に「五つ」の技についてお話します。五つとしたのは、身体を大きくくくりを分けてみた時に見つけやすいものとして「骨」、「筋肉」、「肌」、「内臓」、「空気」としました。これら五つを持たない人はいません。
しかし、それぞれを活かして暮らしている人も激減したのです。理由は世の中が便利な機械化をしたから。楽に過ごせるようになった代償ですが、大きすぎます。

この「note」は思いつくまま、私の中にある思いをすべて書き出しているものです。お伝えする順番は最速、最短距離ではありません。しかし、逆にどこからでも身体感覚の世界に入れるという事です。
すでに身体はすぐそこにあります。決して逃げません。決して逃げられません。
よければ読み返したりしてください。どんな感想を持つのも、みなさんの自由です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?