10月11月の西山の頭の中(療法士向け)
自分の頭の中を整理しようと思ったので、思いつきで呟く場所を作りました。
きっとたくさんの発見があると思います。
ほぼ毎日更新で1ヶ月1万文字を目指します!
(一度購入したら、追記した分は全て読むことが出来ます。)
半年で6万文字(書籍1冊分)くらいになると思います。
さぁ、まずどんなことを呟くかですが、例えばこんなこと。
<10月29日〜変えていいのはちょっとだけ〜>
100歳を超えた認知症バリバリの患者さん。
OAで変形しきった膝。
つい数ヶ月前までめまいや血圧低下で10m程度しか歩けなかった状態。
最近はというと、リハ室1周(約40m)歩けるようになってきた。
何をしたかな〜と西山の頭の中を振り返る。
ベッドに仰向けになってから、左足を触って右足を触って、右側臥位になって、骨盤から脊柱、肋骨を触る。
ただそれだけ。笑
ってこんな感じで書いたら怒られるので深堀してみると、
触るけど、必要以上に大きく動かさない。
これってめちゃくちゃ大事。
若手の療法士たちは、どうしても動かしたくなるでしょ?
でも他動で動かすということは、普段使っていない筋力が必要になるってこと。
関節を固定や安定させて生活しているのに、療法士が勝手にROMを広げてしまうもんだから、関節は動けるようになっても、動作に結びつかない。
だって、関節は瞬間で動くけど、その動力となる筋力は使っていなかったから筋力低下している可能性が高い。
だって100歳ですよ?
そりゃ、筋力低下が半端ないはず。
それを、療法士がもっともっとって「我」でROMを広げてしまうと、そりゃゆるゆるになるし、グラグラになる。
自分たちがするのは、そうじゃないよね。
相手の体の能力の最大限をちょっとだけ引き出す。
このちょっとだけがポイント。
ちょっと違う問題なら解けるでしょ?
いきなり東大の問題出されてもわからないけど、順を追えばわかる。
それと一緒。
ちょっとだけ変えてあげる。
特に急性期とか回復期を過ぎた人たちは。
そのちょっとの積み重ねで、認知症があっても、自主トレをしなくても、自然と筋力がついていく。
ここで800文字です。
こんな感じで毎日、臨床での気づきをシェアしていきますね〜!
興味がある人は、西山の頭の中の部屋まで毎日遊びに来てください!
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