次からはちゃんと読みたいことを書きます。
きっちゃんです。イントネーションはきっ↓ちゃん↑です。頑張って書きます。
交換エッセイを始めることになった。
20代も後半に差し掛かり、何者にも成ってはないし成ろうともしない自分達の再スタート。訓練。手っ取り早く書き物を披露・評価し合あう企画。
あわよくば他人にも評価を受けたいという淡い承認欲求も孕んでいる。(私はそう感じている)
なんにも考えてなかったツケ。締め切りに焦った私は手当たり次第に家の本を漁った。
今回の企画に向かう教本としてピッタリな本を見つけた。
「読みたいことを、書けばいい。」
青年失業家・田中泰延氏の著書『読みたいことを、書けばいい。』だ。
少なくと他の2人のうち1人は既読だったはずだが、未読ならぜひ読んで欲しい。感想を聞きたい。
著書の内容を章立てのタイトルでざっと紹介する。
タイトルだけでも一読の価値がある。
序章 なんのために書いたか -書いたのに読んでもらえないあなたへ-
第一章 なにを書くのか -ブログやSNSで書いているあなたへ-
第二章 だれに書くのか -「読者を想定」しているあなたへ-
第三章 どう書くのか -「つまらない人間」のあなたへ-
第四章 なぜ書くのか -生き方を変えたいあなたへ-
おわりに いつ書くのか。どこで書くのか。
どうだろうか。副題がまさに私たちのことだ。私たちの思惑など、見透かされたレベルのことなのだ。その中でも第二章での一文が印象的だった。
「書く」という行為自体、承認欲求を満たすには割に合わない。(要約)
ローカルなノートで済ませばいいものを数多の文章ひしめくネットの海にわざわざ放り出すことなど尚のこと。
結局、承認欲求なんてロクなものでない。
内々に秘めてる程度が健康的なのだ。
あえて不健康な方法をとる
とはいえ誰かに認めてもらって初めてクリエイティブの入り口に立てる。 「一人で書いた日記」を「一人で読み返している」のはマスターベーションだ。エッセイなんて書いたこともなければ、日記すら危うい私は1人でする方法しか知らなかったし、そのまま1人でしているはずだった。
だがそうはいかなくなった。いや、別に無理しなくてもいいのだが今は無理をした方がいい気がした。
大人がわざわざ3人も集まって交換エッセイを始めるなんて、不健康極まりない。一週間悩みに悩んでこれっぽっちのネタを考えている時点で不健康だ。頭のニキビも増えた。辛い。
私の、私たちの肥大化した承認欲求を取り戻して満たしていくには不健康な方法をとるしかないのだ。
ここまで書いて、ため息が出た。
この企画は相当なエネルギーが必要だ。保つか不安だ。
>いえもん・サイトウ
おすすめエッセイを教えて欲しい。
きっちゃんでした。
おまけ 推敲BGM PSY「Gangnam Style」