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羊たちの沈黙感想

作業の片手間に流していい映画ではなかった、ごめんなさい…

正義のために悪に協力を仰ぐ国家権力


犯罪者逮捕に向けたプロファイリングのためにより凶悪な犯罪者の協力を仰ぐFBIって構図熱い〜〜〜〜
正義を行使するために凶悪犯罪者の力を借りる国家権力って構図、萌えがありますね…
そう言う意味ではキャッチミーイフユーキャンとかもそうですね。
とはいえレクターは協力者なんて生やさしいものではなく、主人公を利用し周囲の人心を掌握しつつ虎視眈々を脱獄を狙う賢すぎる犯罪者なわけですが…

レクターの脱獄の方法が鮮やかすぎる

あの短時間であの脱獄劇は美しすぎる。
看守二人殺して一人は腹を捌いて、一人の顔の皮を剥いで被って怪我人になりすまして救急車に乗り込んで脱獄ってまず常人には思いつかない。上位存在の視点の発想なんだよな。

犯罪者の行動をトレースしていく推理

犯罪者の足取りを追うには、犯罪者の気持ちになりきれることが肝要。(レクターの発言の意訳)
でもそれができるって犯罪者に思考が近いってことでもあるんですよね。犯罪者を追ううちに、自らも犯罪者に近づいていく正義側の人間、というのは熱いですね。
ストロベリーナイトというドラマが大好きなのですが、その主人公の姫川刑事を思い出しました。
過剰に正義を追い求めるうちに悪側に近づいていってしまうという危うい人の葛藤する姿に萌えを感じる。

もっと丁寧に見るべきだったと反省。


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