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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

くもり時々ミートボール感想

疲れたのでちょっと気を抜いてみられる作品が見たいな…と思って観ました。

あらすじ


発明家を志しながらも失敗作を作ってばかりの主人公。
母だけは彼を応援し、白衣を与えてくれた。
しかし母亡き後も彼の発明はうまくいかず、父は息子に自分の釣具店で働くよう勧めるが、彼は憤然と拒絶。
そんな折、ついに彼の発明が成功し、空から食べ物を降らせる機械が完成する。
街は観光地として息を吹き返し、彼の発明と彼自身も市長からも関心を向けられるようになる。
父に自分を認めて欲しい主人公は、父を食事に誘うが、父は「本当にこれがみんなのためになっているのか?」と問う。
ついに観光地として本格オープンする当日、暴走した市長によって無茶な注文を入れられた主人公の発明品はミートボールパスタのハリケーンを起こし、街は大混乱に陥ってしまう。
自分のしでかしたことに絶望してゴミ箱に入る主人公だが、父に白衣を渡されて初心を思い出して立ち直る。


飽食の時代への風刺?

残飯のダム、残飯の雪崩、排泄物のように撒き散らされる食べ物、といった形で、食べ物が絶妙においしく見えないように描写されている。


少年漫画だな〜〜ってプロット

発明家を目指し周囲に認められたいが実力が伴わない主人公。無口で本心を言えない父親。父親に認められたい主人公。
発明は一見うまくいったかに見え、権力者の注目、ヒロインの関心も得られたが、ここぞという日に大失敗!
後半は失敗の解決編だ。
ロケットを作って食べもの雲の中へ。かつての敵だった幼馴染は協力者に、ヒロインもナビ役、謎のカメラマンは飛行士にとして仲間に。
4人は協力して雲の最深部へ到達し、ラストは主人公の過去の発明品で窮地を脱する。


伏線がザ・伏線って感じ

熊さんグミと猿のくだりとか、お父さんに喋るペンダントをつけるところとか、かなり強引だなとは思ったけどすごく綺麗にハッピーエンドだなーーーーーと思いました。


ビジュアルが綺麗…ではない

食べ物が空から降ってくる!というのは子供の頃誰もが憧れたことだけれど、じゃあいざそれが実現して本当に憧れるか、同じことがしたいかというと意外とそういうものではないのかもしれない…といことを映像をみて思った。
雪の魔法が使えるとか、海を自由に泳げるとか、そういう、自分もやってみたいと思わせられる能力のビジュアルがないと大ヒットとはいかないのかもしれない。
子供の頃の憧れはいろいろあれど、それが本当に実現したときに大人になった今でも憧れられるのかは検討の余地ありなんだろう。
でも2も制作されてるし、かなり売れた方なのかな…?


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