100%大豆唐揚げ「karaage2.0」をリリースしました!
初めまして!
株式会社D'Yquem代表の小松 翔と申します。
2021年1月7日、本日100%大豆唐揚げの「karaage2.0」を正式にリリース致しました!
KARAAGE2.0は「起こせ唐揚げ革命」をコンセプトに、美味しさ・健康・環境配慮の3つをアップデートした新しい唐揚げです。
原料には近年注目を集める大豆ミートを使用し、味付けには動物性調味料や白砂糖は使っていないため、ヴィーガンの方にも楽しんでいただけます。
初回は、「醤油&ガーリック」「ブラックペッパー」「ゆず風味」の3つのフレーバーの販売となります。今後は、さらに多くのフレーバーを開発予定です!
ECサイトにて販売を開始し、ご注文後は冷凍状態でお届けし、揚げるだけで食べられます!
弊社の理念として「食に選択肢を。」「優しさを届ける。」「ライフスタイルの向上。」この三つをあげています。
この理念に何故、大豆唐揚げなのか?それを少しだけお話しできればと思います。
1自己紹介
1997年1月22日生まれ 千葉県出身。23歳。
武蔵野調理師専門学校卒業後、2018年に新卒として三つ星イタリアンenoteca pinchiorriに入社。イタリアNo. 1の呼び声高いレストランの日本支店で働ける喜びとこれからの自分の未来に胸をたかならせてました。
給料は手取り15万、家賃光熱費で6万、夢貯金という名目で5万の貯金、残りのお金から本やワイン、食材などを勉強代として給料に買っていたので、給料日にはほぼお金はありませんでした。笑
勿論食費は捻出できないので、レストランの賄いとその日余ったパンを頂いてケチャップをつけて食べる日々でした。
そんな生活が1年経った頃、独立を決意します。
当時流行っていたクラウドファンディングである100万円ほど調達に成功し、海外を放浪しながらワインインポーターとして旅してました。
帰国後、まずはお金を貯めようと思い、ご縁がありBARの経営を任されることになりました。
そのおかげもあって貯金はできたのですが、
好きなことと商売することは乖離があるなと感じ、インポーターは挫折することになりました。
次の商売を考えた時に、今シェフとして一緒に働いてる横谷と再開し、一緒に飲食店をつくろう!と意気投合。
その勢いで今日に至るレストラン開業となりました。
2 ヴィーガンとの出会い
レストランを開業しよう!となったものの何をしようか決まっておらず、
前からお世話になってる投資家さんから、
「ヴィーガンやってみれば?それなら投資するよ!」
とお声がけ頂き、ヴィーガン専門店を出店することにしました。
当時はヴィーガンという単語すら分からずとりあえずやってみるか!と見切り発車だったことを覚えています。笑
3 ゴーストレストラン開業
飲食店を出すにあたっての開業費用約1000万、どんだけ抑えても500万はするみたいです。
勿論、そんなお金はないですし、いきなり大きくでるのもな、と悩んでたところに
ゴーストレストラン型の飲食店の記事を目にしました。
ゴーストレストランとはデリバリーのみの飲食店のことを指し、ネット上では存在しているけど、実際にはキッチンしかないので、ゴーストと名前がついたそうです。
これだ!となって一気呵成で中野区にお店を構えました。
最初はヴィーガンについて何も知らず戸惑う事が多々ありましたが、
実際にヴィーガンの方達と会ってお話を聞いたりすると、他人事ではないなと感じました。
まずは環境問題、
オゾン層の破壊の原因となってるメタンガス。
排出割合の1番を占めてるのが、牛のゲップだそうです。初めて聞いた時は衝撃的でした。
多くの森林伐採し、そこで畜産業を行う現実。
水の汚染からゴミの排出。知らなかったことばかりです。
続いて畜産業に対してのモラル、
YouTubeにも沢山の動画がありますが、
沢山の動物達が非人道的な扱いをされてます。
生まれてから出荷されるまで一生狭い檻で過ごしたり、脚や羽をハサミで切られているところ、
屠殺の瞬間。
とても胸が苦しくなりました。
普段なにも見えてないし感じてないけど、現状はそこにあるんだなと。
他にも地球の穀物を100とすると、半分の50は畜産業の餌として使われてます。
極端ですが、畜産業がなくなった場合、約100億人の食料が賄える計算だそうです。
発展途上国の人々が食べ物に飢えているなか、
一部の豊かな国の人々の美食のために畜産に食料を食べさせてそれを食べるという非合理的な現実があります。
初めてヴィーガンを知った時は宗教の流れであるものという認識しかなかったのですが、
こういった社会的意義をもって活動されてる方がほとんどです。
これらを知った僕もヴィーガンになろうと思ったのですが、挫折してしまいました。
今の社会で、ヴィーガン生活を送るというのはかなりハードルが高いです。
食の選択肢があまりにも少なすぎる。
この現状にとても悩みました。
自分達にできないことはないかと。
4 karaage2.0へ
問題意識をもった自分でもヴィーガンになれない。
とても自己嫌悪に陥りました。
この現状を知って普通に食事してる自分を、
見て見ぬふりをしてしまってる自分を。
そんな時にスタッフにこんな言葉をかけられた。
「ヴィーガンって人の事を指す言葉じゃないですよ。あくまで活動のことです。だったら僕らはヴィーガンのライフスタイルを送ってる人達を喜ばすことにフォーカスを当てましょうよ!」
彼は元々、有名フレンチレストランで働いたのち、
自分のお店を構えた。
料理が大好きでそれ以上に食べてもらって美味しいと喜ぶ姿がとても幸せで、念願の独立を果たし順風満帆だった。
けど、現実は美味しいものを作ろうとすると値段は高くなる。そうするとお客様は買ってくれない。
かといって原価を切り詰めてもお客様はもっとこうしたほうがいいああしたほうがいいと言われる毎日。
勿論この話は飲食店を経営する上では当たり前の話なのだが、
人を喜ばせたい思いと経営は矛盾を含んでおり、とても悩んだという。
そんな時に僕が知らずにお店を手伝ってよ!と軽く声を掛けたことから今のジョインに繋がった。
後から知ったのだが、店を畳んで弊社に来る直前まで料理を辞めようと思ったらしい。
実際にヴィーガンの方に食事を振る舞う機会ができ、彼が自慢の腕振舞った。
するとお客様はこんな美味しいの食べた事ない。。と大絶賛。
有名フレンチレストランで研鑽を積んだ彼の味は本物だ。
その時に天啓が降りたように、
食の選択肢が限られてる人に自分は食事による喜びや多幸感を届けたいと思ったそうだ。
そこからは目の色が変わり、現在もクリエイティブな料理に挑戦しつづけている。
そんな彼からの一言で、はっとなった。
僕らの料理をより多くの人に届けたい。
これも立派なヴィーガンの活動だと。
この情熱あふれるシェフ達の思いと、
食の選択肢に悩める人達に幸せを届けたい。
これらを解決できるのがECサイトでの販売でした。
レストランだけだと、近くのエリアの人達にしか届けれなかったのが、
ECなら全国、世界の果てまで送れます。
こうして生まれたのがkaraage2.0です。
名前の由来は、アップデートするといったニュアンスの2.0を。
唐揚げと時代を意味するageを掛け合わせてます。
時間も場所も飛び越えて飲食店として、多くの方と繋がれる。
そんなビジョンを名前にこめました。
5 私達がこのプロダクトにかける思い
今回のnoteの冒頭でもお話した弊社の理念です。
1 優しさを届けよう。
環境破壊が進む地球へ。非人道的な扱いをされている動物たちへ。飢餓に苦しむ人々へ。貴方自身の身体へ。
多角度の優しさを国民食、唐揚げをアップデートすることにより、それらを達成する。
2 食品を売るのではなくヴィーガンというlifestyleの向上を提供する。
有名ホテル、フレンチレストランで研鑽を積んだシェフ達のクリエイティブな発想から生まれたkaraage2.0は食べる。を通じて食に対する喜び、ギルトフリーによる思考のアップデート、健康に対する多幸感。
これらすべての体験の向上を目的とする。
3 食に選択肢を
様々なヴィーガンの方と出会い、ヒヤリングを行ってきたが、一番多かった悩みはやはり食の選択肢の狭さだった。これだけでも多大なるストレスがかかり、お昼ご飯を抜いてしまうかたも多い。
中には友人からの食事の誘いがかなり激減したという話も。
世の中がヴィーガンに対してライトをあてようとは言わない。
ただ、多角的な思いやりを持った人達のに選択肢を広げる革命は起こしたい。
これらをもとに今日という日まで弊社は走ってきました。
そんなkaraage2.0をもし宜しければ一度食べて頂きたいです。
こちらから購入できます↓
https://karaage2.store
私達のこの挑戦が明日に優しさを届けれるように頑張ります。
長くはなりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
この記事を見てお問合せやご意見等がありましたら下記よりご連絡お待ちしております。
mail dyquem1130@gmail.com
株式会社D'Yquem 代表取締役 小松 翔
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