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夏への扉

2021年7月1日(木)
今日は映画の日だ。
碧音ちゃんが来週本番のため、基本的な家事を毎日している。
碧香と寧音を送って行き、碧音ちゃんを送る。
雨が続くので洗濯物をコインランドリーへ持っていくといい時間だ。

この時間で観れる映画は限られてて、観たい作品となるとまた減る。
碧香と寧音をのお迎えもあるし、作業もせねばならないので時間的に観れる映画は
『クワイエット プレイス』の続編か
【夏への扉』
しかない。

迷ったが、
『クワイエット プレイス』は前作がつまらなかったので、見送る事にした。
前作がつまらないと、続編はその反省から強化されて面白い。という法則もあるのだか、
僕はよこの時から見たいと思ってたこの『夏への扉』を見ることにした。

この作品はSFの巨匠
ロバート・A・ハイラインの書いた小説で、
僕は20年近く前に、知り合いの女性からこの本を貰って読んだ事がある。
なにせもう20年も前のことだ。内容なんて微かにしか覚えていないが、少し腑に落ちないことが2、3あったことも覚えてる。
確かに良い物語だと思ったが、そのせいで手放しで好きにはなれなかったのだ。

そして今回の映画化は、舞台を日本に置き換えて、登場人物も日本人で作っている。
どうやら舞台化したキャラメルボックスもそんなアレンジだったらしい。

それで、なるほど!
と納得して見てみたくなったのだ。

うだつの上がらない主人公はイケメンに置き換えられ、近所の小さな女の子は、女子高生の血の繋がらない兄弟へと置き換えられていた。

原作でしっくりこない部分は多分、これで保管されていると思う。
覚えてないけど。

で、見る!!

古い小説だから敢えてなのか、キャラがステレオタイプに作られてて、一目でどんなキャラなのか分かるくらい古い表現をしている。
でも、観やすくて入り込みやすい映像ではある。

物語は分かりやすく入り込みやすいのだが、ラストまでの展開を知っているのは、この物語では致命的なようで、何が起きてもワクワクしない。
記憶の確認作業に終始する。

でも、古典のSF作品を映画として現代の若者に伝えるにはとても良い作りであると思う。

観ていて飽きることなく最後まで見れた。
少し不思議な世界を体感したい方は、是非原作を読まずに観て欲しい。
そのあと、原作を読むとより深く楽しめるのでは無いだろうか?


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