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田舎暮らし:9
■ 天気予報
田舎暮らしで天気予報はとても大事。「今朝は寒いねえ」直売所とか用事で行く郵便局の挨拶代わりの一声がお天気の話
だったりする。
雨雲レーダーは良く使う。
でも薄い雲はレーダーに写らなかったりするのよね。
そんな物が無くても山にかかる雲を見て外仕事の判断して来たのが田舎の人。
漁師さんは最、農家よりお天気を見分ける力が高いと聞く。
良くしてもらっている先輩の弟さんが二十歳くらいの時に船釣りで命を落とされた。
浜を出るとき海は凪だったが漁師さんは「今から出るのやめんさい直に荒れるけん」と止めたそうです。
先輩は「世話ーない」(石見弁で心配いらない)と一蹴…
沖に漕ぎ出たものの天気は急変船は転覆、海に放り出されました。
先輩は何とか泳いで浜にたどり着き命びろいしましたが弟さんは帰らぬ人に。
生きてたら…五つ下だから還暦か。時の過ぎるのは早いね。
漁師さんは何を見て天気判断されたのだろう。あの時に…
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