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ひでー奴

 誰もが作らなくなった畑や田んぼを再び耕作するのはすごい事では有るけれど誰からも祝福されず誰も喜ばない状態まで失敗続きになっておられると見ていて痛々しい。
協力をお願いされたが家族からも半分呆れられた場所に固執する意味が解らないほど諸々の条件が悪すぎる。
 こちらとて、自家の事に加えて管理せねばならぬ共同作業も二つありとても手が回らず半ば邪険な対応してしまったが。
 借りれそうな場所を提案したが聞く耳持たずで今までの損失をどうしてもそこで取り返したいようだ。
 どこにでもある話かも知れない。無謀なチャレンジャーのお話。

 私の方にも多少の関わりはあるのだがゲリラ豪雨で山から溢れ出す鉄砲水が削った泥水が色々と悪さをする。やばい箇所が何カ所もあり、他所様まで手が回らない。
「補助金使えば直してもらえる」そんな話も聞くがこの歳になるとそんなに簡単に手を挙げられない。
元はバリバリ働いた人達が納めた税金だもの。

農道の下の穴ぼこ埋める材料集めとくかなあ。廃工場の瓦礫。
何かやりやすい仕組みあれば良いんだが、実働する分には手数だから金だけもらっても済む話では無いのが辛いところ。

 なのでおっさんぶっ倒れても知らねーよと突っぱねるひでー奴が此処に
いる。

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