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宝玉獣ザックリ解説
皆様こんにちは、ヘルカッパーです。
今回は宝玉獣を布教するためにザックリとした解説を書きました。
2周年記念のロイヤル加工パックで当たった人も多いかと思いますので、これを機に組んでくれる人が増えたら嬉しいです。
テーマ紹介
まずは、そもそも宝玉獣ってどんなテーマなのかを解説していきます。
宝玉獣はアニメ 遊戯王GXにおいてヨハンが使用していたテーマであり、7種類の宝玉獣をフィールド・墓地に揃える事でエースモンスターである究極宝玉神レインボードラゴンの召喚を目指すテーマです。
宝玉獣たちは共通効果で、場で破壊されると魔法罠ゾーンに永続魔法扱いで置くという効果(以降、宝玉化と呼称します)を持っており、これを活かしつつサポートの魔法罠カードを用いて戦っていきます。
このコンセプトは今でも変わらず守られており、メインのモンスターの顔触れはほとんど変わっていません。つまり、このデッキは10年以上前に作られたモンスターを使って戦っていく必要があります。
これだけ聞くと弱そうですが、心配ご無用。代わりに新規の魔法罠の効果は盛りに盛られまくっています。マジでぶっ壊れてます。
このぶっ壊れカードたちのおかげで宝玉獣は展開型と罠型のどちらでも成立しますが、筆者は展開型の方が好きなのでそちらの視点メインでカードの紹介へ移りたいと思います。
主要カード紹介
メインモンスター
宝玉獣 ルビー・カーバンクル
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伝説上の生き物でお馴染みのあいつです。
宝玉化したモンスターを可能な限り特殊召喚できる効果を持ち、これにターン1がないので盤面がめっちゃ伸びます。展開型はルビーを何回も使って盤面を伸ばしていくことになります。
宝玉獣 サファイア・ペガサス
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召喚・特殊召喚成功時にあらゆる場所からモンスターを宝玉化できる効果を持っています。
こっちもターン1がないので、この子をルビー以上に過労死させて宝玉獣をかき集めつつ展開を伸ばしていきます。
宝玉獣 エメラルド・タートル
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星3なのでケルビーニになれたり、テーマ唯一の水属性なのでアライバルの素材になれたりと素材としてはかなり優秀。守備2000が本当にたまーに役立ちます。
水族として救いの架け橋と一緒にティアラに出張していたこともあるので、意外と知名度は高いかも。
宝玉獣 アメジスト・キャット
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星3地属性獣族とかなり優秀なステータスをしており、ナチュビを立てる時とかに役立ちます。
宝玉獣 コバルト・イーグル
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風属性鳥獣族なので、ペガサスから御膳センサー等をすり抜けて電光千鳥を立てたりできて、永続系への捲りの時に役立ちます。
自力でデッキに戻ることができるので、救いの架け橋を出張する時はこのカードが採用されることが多いです。
宝玉獣 トパーズ・タイガー
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実質2000打点なのでボーダーやクロックワークナイト+結界像と相打ちが取れるという唯一の仕事があるのでたまに役立ちます。
宝玉獣 アンバー・マンモス
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マジで仕事がないですが、うちの大切な家族です。
究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン
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幻の第8の宝玉獣。
この子のおかげでペガサス1枚からランク4を立てることができ、展開が一気に伸びます。ついでに究極宝玉神をサーチできるのもめっちゃ偉いです。
手札から出てくる効果も地味に優秀で、このおかげでキルを取れる試合もたまにあります。
余談ですが、このカードの名称の略し方は人によって様々で、自分は獣ドラゴン・ケモドラ派です。
究極宝玉神 レインボー・ドラゴン
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元祖宝玉獣のエース。現代では融合体の下敷きになることが多いが、それはそれとしてかっこいいです。
注意点として、宝玉獣が7種類ちょうどでないと特殊召喚できないので、8種類にならないように気をつけましょう。
宝玉の先導者
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自身をリリースして色々サーチできる効果はパッと見強そうですが、召喚権を使うので初動としてはちょっと不安。
という感じの評価でしたが、心の架け橋や金科玉条によって召喚権への依存度が少し下がり評価があがりました。また、P効果でルビーやペガサスへの無限泡影をケアできる点もなかなか優秀です。
星3魔法使いというかなり優秀なステータスをしているので、ケルビーニで落としてセレーネで釣り上げることで展開ルートに組み込むこともできます。
エクストラモンスター
究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴン
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究極宝玉神1体で出せるので、シャルル大帝みたいなリンク1感覚。クロシープと合わせて展開を伸ばすのが主な役割です。
効果の方は①で簡単に打点を出せるのが地味に役立ちますが、②の効果は融合召喚で出さないと使えないので妨害としては基本使わないです。
究極宝玉神 レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ
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実質11000打点の脳筋モンスターかつ、フリチェでフィールドの全カードをデッキバウンス&自分だけ除外の宝玉獣を好きなだけ特殊召喚という非常に大味な効果を持ったエースモンスター。
召喚条件は重たく見えますが、宝玉獣ならそこまで厳しくは無いです。
ただし耐性は一切ないのでそこだけは注意。
魔法カード
ここからが本番です。ぶっ壊れカードがたくさん登場します。
虹の架け橋
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宝玉魔法罠を何でもサーチ。しかもターン1無しなので被っても問題ない。最強カードです。
一つだけ気になる点があるとすれば、宝玉獣サポートには「宝玉」カードと「架け橋」カードの2種類が存在し、架け橋カードはサーチできないってところぐらいです。まあ他のカード経由すればサーチできるので誤差みたいなもん。
宝玉の絆
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宝玉獣をサーチして、ついでにデッキから1体宝玉化します。
パッチワークとかエンゲージみたいな、
1枚が、2枚に!爆アドォ!!!ってやつです。
これにうらら食らうと涙が止まらなくなりますが、宝玉獣の貴重な1枚初動で最強カードです。
宝玉神覚醒
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初動をサーチしてもよし、デッキから宝玉獣を特殊召喚して展開を伸ばしてもよしの万能カード。ただし、初動サーチとして使うには究極宝玉神を見せるのが少しだけ重たいので注意。
場に究極宝玉神がいる場合は両方の効果を適用でき、盤面伸ばしつつ罠を構えたりできます。
後述する心の架け橋と合わせれば妨害にもなります。最強カードです。
宝玉の導き
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基本的には覚醒の4枚目的な立ち位置で、条件もあって少し扱いにくいですが、そこそこ優秀なカードです。実は2007年のカードなので、それを加味すると未だに採用の余地があるのは凄いです。
心の架け橋
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①で召喚権追加、②でサーチ、③で妨害&捲りができるという書いてあることがそのまま全部強いぶっ壊れカードです。
近いカードは現在(2024年2月)制限カードのペルレイノとかになるかと思います。
なんなら単体のパワーだけならペルレイノより強いかもしれないです。つまりパワカです。
特に③が強く、これのおかげで低速な動きにシフトしたり永続系にテーマ内で回答が用意できたりします。
金科玉条
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デッキから2体宝玉化し、手札or墓地から宝玉獣を特殊召喚すると当たり前のように書いてありますが、これ1枚でカードが3枚になるので冷静に考えてもバグカードです。
蘇生先がルビーやペガサスならさらにカードが連鎖して増えていきます。
セレーネと同様に手札からも出せる関係で対象に取らないので、ルビーを2体用意してクロウ・ビステケアみたいなこともできます。
あと、装備魔法なのでテーマ外からでもサーチが効きやすく便利です。
さっきのペルレイノみたいに例えるとわかりやすいのですが、過去に類を見ないレベルのバグカードなので例えようがないです。
強いて言うなら烙印融合とかのデッキ融合に感覚は近いかなって感じはします。
罠カード
宝玉の集結
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展開型ではあまり使われませんが、罠型等では必須級になるので一応紹介。
とりあえず置いて置けば後続を用意してくれるし、妨害としても機能する便利カードです。低速系の宝玉獣を作るなら採用したい1枚です。
宝玉の奇跡
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テーマ専用のカウンター罠なので最強です。
場のモンスターの宝玉化しながら使うことで、心の架け橋のバウンスを相手ターンに起動したりもできます。
②も地味に優秀でロングゲームになった時に最後の宝玉獣を用意してくれたりします。
救いの架け橋
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皆さんご存知のフィールド魔法サーチ。一般的なデッキでは素引きや副葬などでしか墓地へ送れませんが、宝玉獣なら覚醒で墓地へ送ったり、直接サーチして何かしらで捨てたりと戦略に組み込みやすいです。
他にも関連カードはありますが、主要なカードはだいたいこんなところです。(A宝玉獣っていう親戚もいますが、今回は割愛します)
構築例と展開例の紹介
最後に筆者が使っている構築を例として軽く紹介します。
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スプリガンズ以外のギミックは採用せず、ギリギリまでデッキほ宝玉獣関連の割合を高くしたシンプルな構築です。
※追記 デッキを公開しました。興味のある方は下記のリンクからコピーしてください。
デッキを厚くして不純物を引く確率を下げる構築などもありますが、個人的にあまりそういう構築が好きでは無いので今回はわかりやすさ重視ということで薄型の構築となっています。
厚くする場合は、聖騎士の盾持ち(手札から除外してペガサスサーチ)や誘発を増やしていく感じになると思います。
実際にどんな感じで動くか、例として宝玉の絆1枚初動の動きを載せておきます。
noteに載せる用の宝玉の絆1枚初動 pic.twitter.com/2hMkzkWn9X
— ヘルカッパー (@Kappa_Duel) February 18, 2024
ザックリ解説なので詳しい説明やは省きますが、要するにこんな感じでペガサスとルビーを上手く使い回して宝玉獣をかき集めつつ盤面を伸ばしていこくことが大切です。
今回は最終盤面に添えるカードをアライバル+ウーサにしていますが、御影志士→アナライザーでナチュビやバロネスを作ったり、ジーランティスを残しつつ3相互トライゲートウィザードを作ったりと、割となんでもできるので好きなものを並べてみてください。
最後に
これにて宝玉獣のザックリ解説は終了となります。
拙い文章でしたが、最後までご覧頂きありがとうございました。
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あ、一つだけ言い忘れていたことがありました。
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このデッキ、めっちゃ高いです。
さっきの構築だとテーマ内UR11枚です(構築次第でもうちょっと増えます)。組む人は頑張って揃えましょう。
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