わたしのこと③
『目立っていたほいたほうが自分の居場所を作りやすい』
もともとの引っ込み思案な性格に蓋をしてチャンスがあれば目立とうとしていた中学時代。
いま冷静に考えたら勘違いしていたあの頃。
そんな私を最初は面白がっていた先輩もなんだかウザく感じたんだろう。
意地悪な先輩に自分だけ違うメニューをさせられたり、嫌みな言い方をされたりしていた。
少し調子に乗りすぎていた中3。
ある日急に男子中心に汚いもの扱いをされ始めた。中心は小学生の時に机をひっくり返したあの男子。
もともとの性格がよみがえった。私は休み時間、絵を描いた。下を向いていたのだ。
助かったのは女子は嫌なことをしてこず、変わらなく付き合ってくれた。
いまも中学の卒業アルバムは見たくない。
受験とそのころのストレス、高校の新しい環境で、高校にはいってまもなく、私は円形脱毛症になった。
そして、自分のことを常に男子が汚いとか言ってるような気がしていた。
男子が怖かった。
自分に自信がなかった。
でも、そんな私でも高1の時に年上の彼氏ができた。優しい彼だった。
彼と付き合うことで男子への恐怖心も少しずつ和らいできた。人に愛されることで、自信もまたつき始めた。
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