指す将順位戦6th 第二回戦 星村歩戦

1.対局準備:星村歩さんは対局のデータを見てみると居飛車、振り飛車と指しこなすオールラウンダーのようでした。なのでどんな展開になるか予想がつきにくく、対策をするのが困難でした。

2.序盤戦

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上図は星村さんの振り穴、私の居飛穴の対抗型の戦型となった。しかしこの戦型は最近は指しておらずそれが仇となることとなる。実戦は上図から3八飛と寄ったがイマイチな手。3五歩と突き捨てを入れて3八飛と寄る方が良かった気がする。またAIで解析したところここで8六角と出る手もある。遠く飛車を睨み、6四の歩をどう受けるか打診している。これはなるほどの手である。経験の差が露呈した形となった気がする。

3.中盤戦

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中盤戦における図の局面は星村さんが2四飛と寄った局面。ここで私は平凡に馬で桂馬を取ったのだが、ここでは2八香と打つのも有力だった。後の展開でもわかることなのだが、飛車を成らせたのは中々大変な展開であった。実際、私もこの局面では考えていたのだが打ちきれなかった。あまりにも筋が悪いように思えた。

4.終盤戦

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終盤戦における図の局面が最後のチャンスであった。図から8ニ龍、同金、7九金打がAIの推奨手順このような緩急をつけた指し手は大変参考になる。この一連の手順を逃してからは一瞬で寄せられてしまった。

5. 対局を終えて:全体的にこの戦型における経験の差が多少出てしまったように思えます。また指し手の精度がかなり下がっているので次局からは改善してゆきたい。最後に星村さん対局ありがとうございました😊



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