ICLレポ【手術編】

手術を受けてきたので続きを書きます。

手術当日

病院に着き、まずは診察から始まります。
目の状態は問題なし。前回話したように、散瞳剤のアレルギーがなるべくでないよう対応してくれるとのことでした。最後に散瞳剤を点眼して診察は終了です。

診察が終わると手術用の待合室に移動し、持ち物を全て預け、私服の上から手術着と帽子を被り、順番まで待機になります。私の前に2人待機していてけっこう長く待ちました。順番が近づくにつれて、抗菌剤の点眼、痛み止め＆緊張をほぐす薬の内服、麻酔の目薬の点眼（これが結構沁みて痛い…）をしていよいよ名前を呼ばれて手術室前に移動します。

手術自体初めてだったので、この時が緊張MAXでした。前の方の手術が終わるとすぐ入室し、手術の準備が始まります。
まず、最初に目（というか瞼？）の消毒をするのですが、これが結構強く瞼をぐりぐりされます。私は大丈夫でしたが、痛く感じる人もいそうです。
その後、いよいよ手術開始です。手術中は開瞼器で目を開きっぱなしにし、ずっと直上のライトを見つめていなければいけないので、眩しくて結構苦痛です。
最初に、目の中の色々な部分を茶色の消毒液で消毒されます。プールの中で目を開けているようで結構不快でした。その後、ICLを入れるために目を切開されます。麻酔をしているので切られた感覚も痛みもなく、いつ切られたかも全くわかりませんでした。切開したところからICLを入れられ、目に固定するためにけっこうグイグイ押されます。一番最初に「ちょっと押される感じがするけど大丈夫ですからねー」と言われた後に真上を見ていたはずなのに、一瞬視界がグニャっと歪んだのはけっこう焦りました。個人的にここが一番の恐怖ポイントでした。正直押される感覚はあまりわかりませんでしたが、麻酔をしているはずなのに、グイグイされている時にちょっと痛かった気がします。ICLの固定が終わると目の中を洗って終了です。始まってから終わりまで数分位だと思います。手術中は適宜執刀医が声かけをしてくれるので、安心できます。（逆にずっと無言だったらなかなか怖いと思う）逆の目も同じことをして、手術は終了です。

終了後は手術用の待合室に戻り、40分の休憩後に診察をしてその日は解散です。手術後は少し充血していましたが、前回アレルギーが出た時のようにならなくて済みました。いろいろ気を使ってくれた執刀医に感謝です。手術当日は、まだ霞んで見えるし、鈍痛もあるので予定は入れないで真っ直ぐかえって寝てしまうのがいいと思います。

手術日翌日

朝起きたら感動しました。眼鏡をかけていないし、コンタクトもしていないのに視界がクリアです。前日あった鈍痛もほぼなくなっていました。
翌日検診のために眼科に行き、視力測定をしたらしっかり1.2出ていました。目の診察も問題なさそうとのことで大満足です。

よくある質問集

Q.目にメスを入れられるところは見えますか？
A.見えません。手術用の器具が目の前を通るのはなんとなく見えます。

Q.手術中の痛みはありますか？
A.手術自体の痛みは麻酔をしているからほとんどありませんが、ICLの固定時に押された時は少し痛みを感じました。

Q.手術後の痛みはありますか？
A.手術後の待合室での待機時間は鈍痛が結構ありました。あと手術当日は1時間に1回目薬を注さないといけないですが、それが結構染みます。

Q.笑気麻酔でリラックスして手術を受けれる？
A.正直笑気麻酔の効果はよくわかりませんでした。がちがちに緊張してました。

Q.近くが見えにくくならないのか？
A.今のところ特に見えにくさや通常に比べて目が疲れやすかったりはしていません。

Q.コンタクトみたいな異物感や目の渇きはないのか？
A.手術当日は少し目の違和感があったが、翌日以降はほとんどないです。

紹介制度について

ICLやレーシックに興味があり、先進会眼科で手術を受けようと思っている方は、私の紹介で先進会眼科で手術を受けると手術料金が2万円割引きになります。興味がある方はDMをお願いします。ただし、初回の適応検査前でないと紹介割が適用されないので注意をお願いします。（予約済みの方でも、検査前なら紹介割適用可能です）

手術費はけっこうかかりましたが、本当にやってよかったと思っています。
時間を巻き戻せるなら、もっと早く手術したかったなとも思ってます。
興味がある方は、ICLについて調べつつ、適応検査だけでもしてみてはいかがでしょうか。