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息子、アメリカの小学校に入学する

気付けばニューヨークに引っ越してきて2ヶ月、、、ブログがまだ1回しか書けていない(苦笑)書いておきたいことはたくさんあるので、少しずつ頑張ります!

さて、日本で幼稚園(年長さん)に通っていた息子がアメリカに来て小学校に転入しました。親としては今回の渡米で一番心配していた部分だったので、どんな感じで小学校が始まったのか書いていこうと思います。

年長さんの12月末に渡米、卒園まで残り3ヶ月での退園は少し残念でしたが、たくさんのお友達や大好きな先生達に盛大に送り出してもらえて、本人はとても喜んでいました(お友達や先生からのメッセージを見て私の方が涙…)。

さて、子供をアメリカの小学校に転入させる上で抱えていた主な疑問点、不安だった点としては

1.転入する学年(グレード)
2.英語を含めた事前準備
3.今後の日本語の教育

でした。

1.転入する学年について
アメリカの義務教育は、小学1年生(1st grade)の下にKindergartenという学年があり、『うちの子は日本で年長さんだったからKindergartenに入れたらいいのかな?そして9月から小学1年生?』と簡単に考えていましたが違いました。生まれた年、月によって基準となる学年が決まっていて(しかも州によって違うらしい)、ニューヨークは1月から12月までを1学年としていて、うちの子供と同じ年に生まれた子はすでに昨年の9月から1st gradeに通っていました(渡米1-2ヶ月前に知る…苦笑)。ネットで『アメリカ、小学校、学年』で調べると、アメリカと日本の小学校の制度の違いについてはよく書かれているのですが、“州によって違う”というのも大事なポイントかなと今回思いました。

さて実際の手続きとしては、夫が事前に電話やメールで小学校とやりとりしてくれたのですが、

入学3ヶ月前→『まだ早いからもう少し近づいたら手続きしましょう!』

入学1ヶ月前→ようやく手続きが始まる。
『1st gradeだよ!』と連絡がある。いくつか書類を提出。

渡米1週間前→『1月3日にオフィスに来てね!持ち物はいらないよ!』

と、非常に簡単な感じで転入となりました。追加書類としては、入学後、初登校日から30日以内に健康診断結果と必要なワクチン接種証明を提出して完了。
登校の時はこうしなさいとか、持ち物はこんな風にしてくださいとか、説明とか案内のプリント類は全くなかったような、、、。簡単だけど、情報がなさすぎて初日は『ほんとに大丈夫かな?』と不安でした。説明だけ受けるのか、そのまま授業を受けるのかもわからなかったので、とりあえずお弁当と水筒を入れていきましたが、案の定、10分ほど挨拶とか、迎えに来る人の署名とかをしたら、『はい、じゃあ行きましょうか』と息子は教室に案内されました。幸いにも、同じ日に別の日本人のお子さんが別の学年に転入ということで、息子も比較的安心して教室に向かいました。
ちなみに、学年をdowngradeするかどうか、夫と心配していたのですが、学校の先生も、今通っている日本語の塾の先生も、『1年生なら全く問題ない』とおっしゃっていたので、そのまま1st gradeに入れました。現在2カ月通ってますが、言われていた通り、全く問題なさそうです。たまたまクラスに日本人のお子さんが何人もいる小学校だったこともあり、息子もすぐにお友達ができたり、バイリンガルなお友達が助けてくれたり(ありがたすぎる…泣)、授業で先生が言ってることは完全には理解できないものの、ESLの授業などでフォローもされていて、少しずつ英語も覚えてきていて、英語以外の算数や体育、音楽、Artはどれも好きなので楽しくやっているようです。よかった。

2.英語を含めた事前準備について
よく『お子さん英語話せるの?』とか『永住するなら英語準備させてきたの?』と聞かれますが、息子6歳2カ月で渡米、赤ちゃんの頃に少しアメリカで過ごしたことがあるものの、これまでほぼ日本で過ごしてきて、話せるわけないです。
幼稚園卒園くらいまでに日本語をそれなりに話せるようになって(まだ言い間違いもあるし知らない言葉もたくさんある)、ひらがな、カタカナとかの読み書きがそこそこできるようになってたらいい方、、、というお年頃で、プラス英語も話せるようになるには、インターナショナルスクール的な?幼稚園にでも行くか、親がペラペラでバイリンガルな生活?をしてないと無理ではないか、、、と思います(ちなみに私の英語力は下の上か中の下くらい、現在リスニングできているのは5割程度)。
なので、
・普段話している日本語とは別に、英語という言語があることを知る
・アルファベットや簡単な単語を覚える
・外国人に慣れる
・英語やアメリカへの拒否反応を持たせない
くらいの気持ちで、4年半子供英会話教室(近所にあったpeppy kids club)に通わせました。親の安心材料として最後の1年はこどもチャレンジEnglishもしました。どれくらい意味があったかはわからないけれど、少なくとも上記の目標は達成したと思います(笑)
※英会話教室の先生がおっしゃってましたが、毎日家で単語を一緒に覚えたり、CDをかけ流したり、授業の内容を復習したり、日々コツコツと繰り返すとグーッと英語力がつくそうです、、、そうでしょうね、、、(笑)ワンオペ育児かつフルタイムで仕事しながらだと、習い事に連れて行くこと自体と、家で時々フラッシュカードをするのが精一杯でした(息子の好きそうな単語を中心にしてたので、食べ物、乗り物、動物の名前は結構覚えました!笑)。
先ほども書いたとおり、こんな感じで転入しましたが、英語は少しずつ覚えていってるようで、問題なさそうです。日本の英語教育とは違って、フォニックスで学んでいるようで、知らない単語も読めたり、音から言葉を覚えたり、アメリカでの国語教育、興味深いです。これからどんな感じで成長していくか楽しみです。(そのうち私も教えてもらおう、、、)

3.日本語の教育について
これはまだまだこれからどうなっていくか、というところですが、渡米から1ヶ月経過した頃に近所の日本語の塾に通わせ始めました。週1回80分、個別授業で国語と算数を習ってます。幼稚園でひらがな、カタカナの読み書き、簡単な足し算とかはやってたので、今は余裕な感じでテキストを進めています。ただ、問題文を読んで解答するようなことには慣れていないので、そういう練習だったり、国語については、ひらがなの書き順とか、てにをはだったり、そういう細かい一つ一つはやっぱり年長さんでは十分じゃないので、そういうことから一つ一つ丁寧に学んでいて、始めてまだ1ヶ月経ってませんが、通わせてる意味があるな〜と満足してます。

ひとまず息子の入学についてはこんな感じです。
今後息子の教育がどうなっていくか、またupdateがあれば書くようにします。

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