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燃える空に笑う

色々考えた末に【シンクマザーゲストハウスを作る】は別個シリーズ化する事にして、後は自由にnoteに書き記す事にした。

ここ最近どうも調子が悪かった。
いつでも眠いしいつでも怠い。1日の中でシャキシャキッと動ける時間がどこにもなかった。
少し休もうと横になっても脳みそはフル回転していて常にオーバーヒート状態だ。
休み方がわからない。と言った表現が近いかもしれない。
睡眠時間が短いわけでも労働時間が極端に長い訳でもないのに。だ。

そこで整理するために不安要素を書き出してみる。
❶長男の子育てについて
❷自分の店の事
❸カフェの次の段階への進み方
❹自分と向き合う時間の無さ
❺特に理由が思い当たらない身体と心の不調

元々シングルタスクなのでいっぺんにバラバラの事を考えるのはとても苦手だ。
でも子育ても仕事も夢もやると決めたからにはどれも本気でやってきた。それなのに気付けばどれも中途半端になってしまっている。

そんな自分が嫌でどうにかしたくて、足掻く。
でも今度は無意識に自分ではない【誰か】に認めてもらいのを原動力にしている事に気付く。
どこまでいっても私と言う奴は人からどう見られているかを気にしてるみたいだ。
前に「型にはめるのが好きだよね」と言われた事がある。その時は無性にカチンときて悔しくて涙が滲んだ。
でも冷静になると、カチンときたのは図星だったからなんだと思う。

こうして自分の事を客観的に観る為にも文章を書くのはいい方法だと思う。
ぐちゃぐちゃに絡まった糸が少しづつ解けていく感覚になる。
私のことをよく知る人なら「絡まった糸を解くとか、あんたの一番苦手な事だよね(物理的に)」と笑うだろう。

ここ数日頭を占めていたことは長男についてだが、彼のために大局を見てどっしり構えたいのに足元しか見えず何が正解か分からなくてあちこち駆けずり回った。そうすると自ずと次男に考えを割く時間が減る。
こんなふうにぐるぐる考えがループする中、今日長男がひとつの決断をした。それは彼の日常を少し変える決断だった。

それが彼にとって吉と出るか凶と出るかとまたグルグル考えながらの帰り道。よる七時過ぎ、外に出ると空が燃えていた。濡れたアスファルトが空の色を映していて「夕日の橋だ!」と次男が叫んだ。
「世界が終わって始まる色だよ」と長男が呟いた。

こういう奴だったよなあ。

さっきまで考え込んでた自分が馬鹿らしくなって、子供たちと笑った。笑ったら涙も出てきた。
泣いてる所を見られるとうるさいのでつらっと家に入った。

燃える空に笑う

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