中学生の頃
中学生になっても私は相変わらず小さくて、小学生のメンバーがそのまま
中学生になったような感じではあったけれど、兄が一つ上の学年にいて
私は先輩方に割と可愛がってもらった。
小学生の時もいたはずなのに、やっぱりクラブを通して先輩、後輩という
線引きができたのが大きかったんだろうな。
男の子も成長したのか、虐めらしい虐めもなくなったし、最初は快適な
中学生ライフを過ごしていた。
でもどこにでもいるんですよね・・・
『誰かを標的にして虐めをしないと気が済まない』って子。
私は自分が小学生時代に男の子から虐めを受けていたので、自分が虐め側になるのは絶対に嫌だった。
でも、
「ねぇねぇ、あの子ってさぁ~。男の子に媚び売ってるよね。
めっちゃ私達に対する態度と違うと思わない?(笑)」
そんな言葉で、仲間を一人一人増やしていって、常に誰かを標的にしていないと気が済まないみたいな女の子がいた。
マンモス校だった事と小学校の途中で転入してきた子だったから
同じクラスになった事はなかった。
活発で明るくて、お父さんはどこかのテレビ局のお偉いさん(と言われてた)。
取り巻きをいつも引き連れて、偉そうにしていた。
私ははっきりと拒否することもできなかったけど、標的になった子とも
普通に話していた。
きっとそれが気に入らなかったんだろうな。
遂に私が虐めの標的にされる番が来た。
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