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【詩】 枝分かれした道を

もう一つ 人生を生きられたらなんて
馬鹿げた事を考えている

だって全部を抱えるには
大切なものが多すぎて

でも諦めきれそうにもなくて
欲張りにもまた手を伸ばしたんだ

君との思い出も
何も溢してしまいたくないよ

何かを選ばなくてはいけないなんて
欲張りな僕には 出来そうにもなくて

また枝分かれした道が 無数にあって
ずっと先まで伸びているよ

いっそ他は何も持たなければ良いのかな
君と一緒なら
風のように揺られて行けば

欲張りな僕にも
良い事は待っているのかな


君と出来ること 
何も溢してしまいたくないよ

抱えてきたものが溢れそうで
何か全てが変わりそうで
僕じゃなくなりそうで
怖くなったけれど

交わった道で君を見かけてから
心が離れなくなったんだ

この先はまだ見たことがなくて
今までと全てが違う気がして
臆病にもためらった

また枝分かれした道が 無数にあって
ずっと先まで伸びているよ

沢山の枝分かれで
君を見失いそうで
慌てて君の手を掴んだ

いっそ他は何も持たなければ良いのかな
君と一緒なら
風のように揺られて行けば

欲張りな僕にも
良い事は待っているのかな

永遠と続く
枝分かれした道を 君と二人で

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