「はだかんぼうたち」「三崎日記」「柿の種」

2022.2.21 月 読了 ~ おもしろかった。どんどん読んじゃった ^^) _旦~~ 桃36歳の人生は豊かだ ~ 父から継いだ歯科クリニックの院長で6年間付き合って婚約した石羽っちと別れ、9歳下の恋人がいる。中学からの親友キョウコとは今も親しい、石羽っちの妹美奈子とも親しい・・彼女を中心として様々な人(キョウコの母、その恋人山口さん、下宿人の安寿美、桃の姉陽、桃の両親、)のエピソードの積み重ねの物語。ゆるゆると楽しく読んでいて、終わり近く、山口さんの妻美紗子の「あなたは最低の人よ。。」というセリフで冷水をあびて現実にかえり桃の「いつまでこんなこと続けるのかしら」のセリフで同じくため息をつく。最後はそれなりにうまーくまとまった。人生は孤独という言葉はあちこちにちりばめられている

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「ゆっくりと読んでください」と帯に書いてあるのに、ついついページをめくってしまう。昭和8年刊だそうで、大正10年に書かれた文章もたくさん収められていて、今はすでにつかわれていない言葉(差別用語等)もあるように思うがそれもまた面白く読み進めている。第2次世界大戦を境に価値観が180度変わって苦しんだという話を聞いたり読んだりしたときなかなかピンとくるものではないのだが、この本を読んでいると、街並みや考え方、家族や友人との付き合い方から、戦前ってこういう感じかと自然と思えてくるのが新鮮だった。子供と銀ぶらをしたというほのぼの話のあとに 刃傷事件にまつわる話になりぎょっとさせるなど、編集の面白さも味わっている

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2/26土

ポケモンはいつまでも可愛くて・・美味い( ^^) _U~~

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文明堂カステラ再び。。(#^.^#)

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