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映画「窮鼠はチーズの夢を見る」

10/9木曜日、映画「窮鼠はチーズの夢を見る」を見に行った・・雨の降る寒ーい休日、ほんとなら暖かい部屋で毛布にくるまって撮りためたドラマでもみたいとこだけど今日見に行くのを逃したら、今月は行ける日がないし、行く気も失せてしまう。

アマゾンプライムでみた「劇場」がとてもよかったので、同じ監督じゃんということで見に行かねばとなったのだ。(劇場を見てなかったら、見なかった映画)

平日で午前中の観客は5名。。少なっ。コロナ感染リスクを思えば少ないに越したことはないけど、映画館経営としては・・く、苦しすぎる。  
「心底惚れるということはすべてが〇〇〇・・」と恋愛関係は異性間での成立というのは思い込みだということを教えてもらった映画だった。

前日にドラマ「東京たられば娘2020」を見て「女子会と恋愛を繰り返しながら東京で生きていく」といった感じのセリフで終了して「羨ましいな、楽しそうだぜ」と思った流れで映画館へ行ったせいか、より映画の世界に入り込んで楽しめたように思う

こんなに性描写の多い映画を見るのも久しぶりだなあとか、ずいぶん喫煙のシーンが多いなあ(以前は喫煙シーンなんてなんの違和感もなかったのに)・・がまず思ったこと。

恭一と今ケ瀬は大学の先輩後輩、今ケ瀬は恭一がずっと好きだった。7年ぶりに再会し、今ケ瀬は恭一への想いをぶつけてゆく。自分を好いてくれる人と付き合う恭一は強く今ケ瀬を拒否することなく、ずるずると付き合っていく。。その間、恭一の離婚があり、元カノと今ケ瀬との三角関係あり、恭一の部下の女子との恋愛話あり。。様々あるんだけど、今ケ瀬のシーンばかりが思い出される。意地悪さ執拗さ希望喜び楽しい嫉妬苦しみ憎しみ・・その時々の感情の表情に見とれてしまう。対する恭一はほとんど表情の変化がない・・今ケ瀬一人芝居みたいだなあと思ってるとちょっと飽きてきて寝そうになったりもした・・今ケ瀬はわかりやすいから、私は恭一のほうへ興味を持つ。好きか嫌いかと問われたら・・まあ好きではない。優しいけどうすっぺらいとか思いつつ、頑張って見続けていたら・・恭一の気持ちの変化も見えてきた。
号泣するとか婚約者が部屋に来ているのにぼーっと夕方の空を見続けているとか・・恭一もいいやつじゃんと思えるようになる。

映画の中で、猫ちゃんが座るような一本脚の長い、座るところが丸い椅子が効果的に使用されていて、そのシーンは印象に残っている。この椅子は今ケ瀬の定位置であること・・恭一の部下で新しい恋人が座って恭一がちらっとみる目、最後は恭一が一人で座ってみる・・ところで映画は終わり・・なのだ。これから、今ケ瀬と恭一はどう生きていきんだろう。。

恭一と今ケ瀬。。恭一は出会いと別れを繰り返す中んで今ケ瀬がかけがえのない大切な人だと自覚する、今ケ瀬はどうだろう・・あのしつこさと強さで恭一が好きだと思い続けていくんだろうか。話の展開の想像は尽きなくて楽しい

映画を見終わってからあちこち検索していたら、この原作漫画は10年前のものだというではないか!!今ケ瀬への共感の嵐が止まらないんだとか・・。私は恭一へ共感するかな。現在でも恋愛は異性間でというのが主流のようだ。映画の中でも、元カノは堂々とゲイのくせにみたいなセリフを言うし、恭一の部下女子の恋人は、恭一の想い人が男性であることに全く想像できない。この映画を見て、恋愛は異性間のみの関係ではないんだということを教わったことを忘れたくない

それにしてもこの漫画が流行ったという10年前といえば、子供の行事への送迎と参加、ご飯作り洗濯掃除とパート仕事に追われていた時期・・自分の時間をゆっくり楽しむ気持ちの余裕なんてなかったなあと思い返す。
今はこうやって映画を見たり、さらに・・自分自身、だれかを本当に好きになったことってあった??、そもそも好きになるとか恋愛するってどういうことだっけ・・とつらつら考えたりする時間もできているのがとてもうれしい。


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