2014.11.4 スープラボ レポート
昨夜のスープラボは、“時間を豊かにするスープ”というテーマ。手抜き、じっくり、ふたつのタイプのにんじんポタージュの実験でした。
手抜きポタージュは、にんじんのピュレに何かひとつだけ食材を混ぜて味を変化させる簡単スープ。今回は15種類ぐらい試した中から美味しかった
1)にんじん×白味噌、
2)にんじん×マヨネーズ、
3)にんじん×アップルジェリー
の3種類。
ベースは同じでも、まったく違う味わいのポタージュに。にんじんピュレに食材を混ぜながら、もう少し塩が欲しい、ここに何か酸味が欲しいなど意見が飛び交います。
「ピュレをそのまま食べるとそれだけで美味しいのに、マヨネーズを入れると塩がもっとほしくなる」という声をいただきました。そうなんですよね。美味しく感じる塩の量って一定じゃないのです。
じっくりポタージュは、にんじんを2時間炒め倒したポタージュ。色も味もかぼちゃのようになってしまった、不思議なスープです。粗塩のトッピングで変化をつけて。
にんじんポタージュのあとは、もっと簡単に短い時間でできる味噌味のスープを出し、参加者とスープやレシピ、食についてのお話をしました。
今回のゲストは6名。今回はプレ・ラボということで、自分がやってみたいことをそのまま出してみましたが、ここからプログラムなど工夫していきます。
さて、ラボの雰囲気がなんとなくおわかりいただけましたでしょうか?
読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。