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かぼちゃスープで月面着陸

9月になり、すっかり秋の気配です。9月といえばお月見。今年の中秋の名月は9月21日だそうですが、お月見ってどんな楽しみ方ができるのかよくわからなくて、せいぜい空を見上げるぐらいしかなかったんですね。

今、親しい人々で集まれない日々が続く中、距離を保ちながらも共通の体験ができるのが、お月見。『新しいお月見プロジェクト』が今年も盛り上がっているので、私もスープで参加しようかなと思いました。

きっかけは、おやつサブスクのスナックミーと一緒に作った、かぼちゃのおやつスープセット。レトルトのかぼちゃポタージュに、好みのおやつをトッピングして食べるというものです。Twitterにアップした試作の写真がなんだかお月さまみたいと言われました。確かに!

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かぼちゃの甘いポタージュを月に見立てて、いろんなものを月面着陸させられます。そう考えはじめたら、いろいろ発想が沸いてきました!

十五夜ディナーは、かぼちゃ団子のポタージュ

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お月見と言えば、お団子です。つぶしたかぼちゃを茶巾で絞ってスープにのせて。十五夜ディナーに、なんていうのもいいと思います。

お月見で一献、夜のひとくちポタージュ

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シンプルなかぼちゃポタージュに振ってみたのはオールスパイスとカルダモン。ワインもいいけれど、ふくよかな日本酒を合わせると新鮮です。

夜のおやつに、かぼちゃのお月見ポタージュ

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かぼちゃポタージュは少し甘みを加えるとデザートみたいに食べられます。かぼちゃのポタージュに、小豆と白玉をトッピング。レシピも書いておきますので、十五夜のデザートにどうぞ。

▼材料(2人分)
かぼちゃ …1/4個
牛乳 …50~100mlほど
水 …100ml
塩 …ひとつまみ
砂糖 …少々
サラダオイル …大さじ1
(バターにかえてもおいしいです)
◇トッピング
 ゆであずき(缶やレトルトで)…適宜
 白玉 …10個ぐらい
(白玉粉の袋通りにつくってね)

▼つくりかた
1 
かぼちゃは種とワタをとり、4つに割ってから皮をむき薄切りにする。固い場合は大きなままラップにくるんでレンジに1分ほどかけてから切ると切りやすい。
2  
耐熱容器にかぼちゃ、水、塩、サラダオイルを入れ、ラップをふわっとかけて、600wのレンジに8分ほどかける。
3 
かぼちゃをヘラかスプーンで押して、楽につぶれるようならブレンダーにかける。牛乳を少しずつ加え、好みのとろみにのばす。味を見て甘みが足りない場合は砂糖を小さじ1ほど加える。粗熱をとり冷蔵庫で冷やす。
4 
器に盛り、ゆであずきと白玉をのせる。

ブレンダーのない方は、ヘラやおたまでよくつぶしてください。完全になめらかにはならないけれど、かぼちゃの粒感の残るポタージュになります。
今日は冷やしましたが、あったかくしてかぼちゃしるこみたいにしても、おいしいですよ。

ちょうどかぼちゃの収穫期。とれたてのかぼちゃはほくほくというよりはまだみずみずしくて、スープにぴったりです。

かぼちゃの黄色と月の黄色がシンクロする、こんな私のお月見の楽しみ方。いかがでしょう。


Twitterでは、ポタージュをお月様に見立てた #ポタージュ月面着陸 っていうハッシュタグも作ってみました。よかったらこちらにもぜひご参加を。

かぼちゃポタージュの作り方はいろいろあるので、知りたい方はこちらをご参考にしてみてください。

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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。