桑島薫 | Kaoru Kuwajima

琴線に触れた好きなものことを気ままに綴る自由帳的note/写真家/雑誌・広告・ローカル…

桑島薫 | Kaoru Kuwajima

琴線に触れた好きなものことを気ままに綴る自由帳的note/写真家/雑誌・広告・ローカル・伝統文化・手仕事の魅力/「Google日本の匠」丹後縮緬・截金など/プロジェクト…農家アート・京焼今展・光をまとう/個展…両足院・丼池繊維会館・金柑画廊/場を開く新しい試みのポートレート撮影会

最近の記事

志まや「御膳みそ 味噌せんべい」

先ほどからずっと味噌味噌言うてる。そう、同じタイミングで買ったもの。 出張中に道の駅で休憩が入ると本当に危険だ。今回は車でDoor to door だったから、重いとか多いとか関係無し。だからお味噌は2つも買ったし、その上お菓子もお味噌関係。あとは、鳴門金時の素朴なお菓子と、阿波番茶。阿波番茶は抱えるほどの大袋しか売ってなかったが、それももちろん買って帰った。その2つについてもいつか書きたい。 写真は、先述の「志まや」さんの「御膳みそ」が使用された素朴な小麦のおせんべい。こ

    • 志まや「御膳みそ 天然」

      こちらも先述のお味噌と同じ「御膳みそ」で、出張時に求めたもの。 ラベルとお味噌の雰囲気に惹かれて。 「御膳みそ」という名称はよく目にしていたが、ちゃんと知らなかったので調べてみたところ、阿波藩主・蜂須賀公の御膳に供されたことからその名が由来するということだった。平安時代から藍染めに使用する藍の栽培が吉野川流域で盛んに行われており、その間作で育てられたのが大豆だったそう。やがて、鳴門の製塩で良質の塩が手に入ったことから、味噌づくりも盛んになり、藍に並ぶ特産品になったとか。戦国

      • 味噌ジプシーを終えられた味・四国徳島藍住町 かねこみそ「甘熟みそ」

        今年の早春、出張で徳島へ行った際に道の駅で買ったお味噌のはなし。 道の駅が好きすぎる私。野菜に果物にご地グルメに、宝物だらけ。そこで大体買ってしまうのが、お味噌や調味料。これまでそうやって買ってきたお味噌はどれも美味しかったけど、美味しいで終わっていて、コレという決め手がなくてリピートまで至らないでいた。 がしかし、今回買ったお味噌は、お味噌汁の一口目から「!!!」「コレコレ!」と電気が走った!食べ進めるうちに分かったのは、この衝撃は新しい未知の美味しさを口にしたものでは

        • 心の安定剤「かめびし醤油」と地産地消

          私の地元、香川県は醤油どころだ。 有名なのは小豆島だろうか。子供の頃の我が家の醤油は小豆島のものがメインだった。サザエさんちの三河屋のサブちゃんみたいに、酒屋さんがお勝手口に小豆島の醤油の一升瓶を瓶ビールと一緒に届けてくれていた。タイトルの「かめびし醤油」は地元の醤油蔵で、お刺身の時に小瓶が出ていた。 ちょうど「薔薇って漢字で書ける〜?」という大手醤油メーカーのCMが流行っていた頃、子供ながらに「なんでうちの醤油はテレビで見るのとは違うんやろう?」と不思議に思っていた。田舎

        志まや「御膳みそ 味噌せんべい」

          「タツノオトシゴ」津山民藝社の竹細工

          いつの頃からか、旅や出張に出ると、訪れた地で民芸品を何かひとつ自分へのお土産として買って帰るようになった。 これは母の影響だと思う。母はいつも私にそうしてくれていた。そのお土産は子供の私には渋く感じるものもたくさんあって、その頃は正直ちょっとつまらないなと思っていた。今になって、選んだ時の母の気持ちも分かるようになり、なんて素敵なお土産を選んでくれたんだろうと心から感謝している。 写真の竹細工は、岡山県津山市にある「津山民藝社」で求めたもの。去年の秋、アメリカ留学時代の親友

          「タツノオトシゴ」津山民藝社の竹細工

          えび竹輪と竹ちくわ

          香川に帰省すると必ずと言っていいほど買って帰る二つ。 えび竹輪は、瀬戸内海の海老と、なんと豆腐が使われている。食べてみて豆腐は分からないのだけど笑、このボリュームとふんわり感を出すのに一役買っているものと思われる。エビの殻も少し含まれているのか?じゃこ天に少し通ずるじゃこっとした感じ?も素朴で良い。 平天バージョンもあるが、なぜか竹輪の方を買ってしまう。 そのままか、お醤油をつけるだけのシンプルな食べ方がお気に入り。たまに生姜醤油も。 袋には「美味しい食べ方:旬の大根をすり

          えび竹輪と竹ちくわ

          リスペクト山村美紗サスペンス

          山村美紗サスペンス劇場が好きだ。 ここ10年くらい、特に京都へ仕事で通うようになってから急に好きになった。サスペンスものが好きなわけでも無く、推理小説も全く読まないのだけど。 昼間に再放送されているのをわざわざ録画している。CMが鬱陶しいので、飛ばし見るためである。サブスクでも多分見られるけど、そこまで追いかけてる訳ではなく、昼間に再放送しているというのがいいのだ。年代やシリーズもバラバラで再放送されるくじ引き感がたまらない。 最初はよく知っている場所や、茶会や華道、舞妓

          リスペクト山村美紗サスペンス