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連載一覧「あの人のチャーハン」◆記事バックナンバー&ひと言

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チャーハンについてさまざまな方々にインタビューする、連載「あの人のチャーハン」のバックナンバーを揃えています。 ◆「どんなチャーハンを食べてきましたか?」──そう尋ねると、人はと… もっと読む
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#パラパラ

「チャーハンがパラパラかどうかなんて悩む必要は全くない」平野レミ(料理愛好家)

「どんなチャーハンを食べてきましたか?」──そう尋ねると、人はときに饒舌になります。「なんてことのない日常」に寄り添った料理を通じて語られる、愛着のある情景。そこに、その人の素顔や原点が見えてきます。 連載第1回目は、明るいキャラクターとユニークなオリジナル料理で人気の料理愛好家の平野レミさん。どんなチャーハンを作り、食べてきたのでしょう。 具やご飯を派手に飛び散らかした、子ども時代が原点チャーハンを初めて作ったのは小学生のころ。へらでご飯や具を炒めようとするんだけれど、右

「チャーハン・フェスを開くのが夢。ラーメンを超えるバリエーションがある」 (チャーハン栄養士・佐藤樹里)【後編】

チャーハン好きの半生を語った前編に続き、後編では、これまで5000食以上食べてきたチャーハン栄養士の佐藤樹里さん(33)が、衝撃を受けた町中華のチャーハンやおいしい作り方、今後の夢などを聞きます。 衝撃を受けた「兆徳」のシンプル・チャーハン前編でお話しした、ダイエットできるチャーハン「Vチャー」の開発以降、チャーハン栄養士と呼ばれるようになり、色々なイベントやテレビにお声がけいただき、世界がいっきに広がりました。 ラーメンライターの井手隊長をはじめ、町中華を愛する人たちと

マツコの番組で伝えたかった、「しっとりチャーハン」の本当の意味(大衆食ライター・刈部山本) 【前編】

90年代、パラパラチャーハンが世を席巻し、「チャーハン=パラパラ」のイメージが固定化しました。これに対して異を唱えたのが、2015年、TBS系「マツコの知らない世界」に出演し「おいしいチャーハンはしっとり」と打ち出した、大衆食ライターの刈部山本さん(48)です。そのメッセージにこめた思いや、その後の反響、直面したジレンマについて伺いました。 ■「半ドンの昼ご飯」と「町中華の出前」がチャーハンの原体験──2015年放送のTBS系「マツコの知らない世界」で、山本さんは「おいしい